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ムキになってしまった…。
だから、タクちゃんの話をするのは嫌だったのに…。
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雄也「応援…?」
A「…?」
雄也「応援って…なんだよ…。
俺の事は…無関心だったクセに…。」
A「…。」
雄也「そもそもお前は、芸能人が嫌いなはずだろ…?
なのに、何…? 応援って…。
何で芸能活動してるヤツとなんか、付き合ってんの…?」
A「…。」
雄也「ねぇ…。」
A「…。」
雄也「教えて…。」
A「…。」
雄也「俺の知らない2年の間に…。
何があったのか…。
教えてよ。」
A「…。」
雄也「…。」
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…。
雄也と離れていた…2年間…。
簡単になんて説明できない。
大変で…濃い2年間だったから…。
タクちゃんに助けられた2年間だったから…。
ひとことでは説明できない。
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私を暗闇から救ってくれた人。
大袈裟かもしれないけど…。
心の傷は、タクちゃんが治してくれた。
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確かに「結婚は…今は考えてない。」と、ハッキリ。言われた…。
けど、その後で…「でも、無責任な事をするつもりはないよ。」と、言ってくれた。
タクちゃんは…。
…私が何を考えているか。
私が何をして欲しいのか。
私が、今。何を言われたいか…。
私に何を言ったら…私がどー思うのか…。
常に相手の気持ちを大切に考えている人。
…。
雄也とは違う。
自分勝手で…自分勝手で…自分勝手な…雄也とは違う。
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作者名:グラノラ | 作成日時:2019年8月2日 6時