4042 yuya ページ42
☆yuya said☆
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Aははだけたシャツと…めくれたスカートをテキトーに直し…。
スクッと立ち上がった。
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A「…帰って。w」
雄也「…?」
A「シャワー…浴びるから。
帰って。w」
雄也「…。」
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空気を気まずくしない事が、俺への優しさなのか…?
Aは、俺を部屋から追い払おうとする。
…。
無理した結果…俺はAを傷つけた。
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俺は…この期に及んで「泊まりたい…。」とは言えず…。
Aは「鍵。ポストに…入れてって。w」と言うと…。
バスルームに消えた。
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キュッ…っと、音がして…。
その後は…シャワーの音が聞こえる。
…。
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何となく…。
これで、終わりな気がした。
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何をどう説明したらいいかわからない…。
それに、Aを傷つけたくないからって、あえて言わないできた事が裏目に出て…。
余計にAを苦しめる結果になった。
今更…どう取り繕う?
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最悪…。
ホント。最悪だ。
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シャワーの音がなりやむ前に…俺は部屋を出た。
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「帰って。」と言われ…。
正直。帰るのが正解なのか…。
帰らないのが正解なのかわからない。
けど…。
気付くと…雨の中を駅まで、傘もささず歩いていた。
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作者名:グラノラ | 作成日時:2018年10月24日 7時