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ショックだった。
…知らなかったから。
単純に勃たないんだと思ってた。
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けど、私の時だけ勃たない。と言われ…。
何も言えなかった。
ただ。笑うしかなかった。
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私。以外となら、勃つの…?
試したの?
誰かとセック スしたの?
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そんな疑問をぶつけたいけど…。
雄也はウトウト。
夢の中…。
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私に覆い被さったまま…。
耳元でスースー。寝息が聞こえる。
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…私に魅力がなくなった。って事なのか…。
女として見れなくなった。って事なのか…。
飽きた。のか…。
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いずれにしても…。
ショックな事に変わりはない。
ただでさえ、雄也が乗っかっていて苦しい。っていうのに…。
カミングアウトが衝撃的すぎて…。
…呼吸を忘れる。
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意識的に大きく吸って…。
ため息を吐き出すと…。
同時に…涙が出た。
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悲しい。とか…。
辛い。とかじゃない…。
…多分。
ビックリ。したからだと思う。
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目尻から…下へ。
流れる涙。
…。
鼻水をすすると…雄也が気づいた。
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雄也は、私から降りようと…体を起こし…。
そして…。
目が合うと…。
ちゅー。って…。
…。
しっかり重なる唇。
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「オヤスミー。」って…微笑む雄也。
…。
お酒。臭い…ょ。
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作者名:グラノラ | 作成日時:2018年10月7日 22時