ご ページ5
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望「…なぁ、Aちゃん。」
「、ん。」
望「不謹慎かもしらんけど、さ。」
望は、消え入りそうな声で言った。
望「今めっちゃ抱き締めたいんやけど。」
:
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付き合ってから一度だけ
流星に、私のどこが好きなのか
聞いたことがある。
流「好きやから好きやねんもんなぁ…」
答えらしい答えは返って来なかった。
だけど、それが流星らしくて
可笑しくなって笑ったんだ。
流「Aは、俺のどこが好きなん?」
今度は私が聞かれる番で
そのとき初めて考えてみた。
カッコいいところも
優しいところも
いざという時頼りになるところも
挙げ出したらキリがなくて。
流「…それ、めっちゃ好きやん。」
でも、流星は少しだけ
浮かない顔をしてた気がする。
:
:
望「ってか、断られても抱き締める。」
そう聞こえたと同時に
背にしていた扉が開いた。
望が勝手に部屋に入って来たのは
これが初めてのことだった。
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あみ - 感動しました!泣いてしまいました。← (2014年3月23日 2時) (携帯から) (レス) id: dfaa384b82 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬いろは(プロフ) - ゜・.☆はっちゅん☆.・゜さん» いつもありがとうございますm(_ _)m この小説の流星さん人気ですね(笑) ツインの威力は半端ないですよね! (2013年11月5日 22時) (レス) id: 49d158019f (このIDを非表示/違反報告)
゜・.☆はっちゅん☆.・゜(プロフ) - またまたコメさせてもらいます♪ りゅーせい、かっこよすぎます~/// ぜひ、この二人から奪い合いしてほしいもんやわぁ~笑 (2013年11月4日 9時) (レス) id: d392b2f0f7 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬いろは(プロフ) - ぱふゅぱふゅさん» 読んでくださりありがとうございますm(_ _)m 流星さんには、大役を任せてみました(笑) これからもよろしくどうぞ! (2013年10月29日 2時) (レス) id: 49d158019f (このIDを非表示/違反報告)
ぱふゅぱふゅ(プロフ) - うぅー…(泣)これ、すごい切ないですねぇ。流星良い奴すぎますよー。これからも頑張ってください! (2013年10月28日 22時) (レス) id: 70a86435dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七瀬いろは | 作成日時:2013年10月24日 14時