2話 ページ33
いやいや、潤君もしたからね？
和也君は唇にキス。確か頭にも。
潤君は頬にキスしたし、胸もちょっと触ってた。
翔さんは酔ってたけど、唇にキスして胸も触ってた。
雅紀君だって、よく考えたらおでこにキスしてきたことがあったよ？確か。
手を繋ぐのなんてみんなやってるし。
私はぽつりと呟くように言った。
｢･･････みんな同じようなことしてるよ？｣
それを聞いたみんなは信じられない顔で再び互いを見合っていた。
翔さんは驚愕の顔で立ち上がり、みんなに指を突きつけた。
｢おまえら何やってんの!? 破廉恥極まりなくない!?｣
私は慌てて翔さんの服の裾を引っ張った。
小声で翔さんを呼んでその耳に囁いた。
｢翔さんが一番濃いからっ。覚えてないのに申し訳ないんだけどね？ だからみんなを追求しない方がいいよ｣
きょとんとする翔さん。
｢･･････そうなの？｣
私が頷いたら翔さんは急に春の海のように穏やかな顔で椅子に座った。
｢あ、今の取下げるから｣
翔さんが菩薩のような調子で言ったら、今度はみんなが立ち上がった。
翔ちゃんいったい何やったんだよ！痛い腹探られたくないからってなかったことにするなよって、大騒ぎ。
翔さんは聞こえない風を装ってお地蔵様のようになっていた。
悔しがるみんなに、私は再度言った。
｢本当に、みんな似たり寄ったりだからね？だからこの件はなしにしない？ね？｣
もうそれで終わらせたい。
この会話も追求も。恥ずかし過ぎる。
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ao(プロフ) - junさん» jun様こんにちはー。あははは、私も書き終わりたくないですー！(笑)。一生あそこに住んでいたい。 (2020年2月25日 13時) (
レス) id: 492f498e0a (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - しまかわさん» しまかわ様こんにちはー。私もパワーがあれば過去作品の番外編とか書いてみたいんですけどなかなか時間がなくて。想像したりはしてますよー。コメントありがとうございます！ (2020年2月25日 13時) (レス) id: 492f498e0a (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - えむさん» えむ様こんにちはー。確実にえむ様には萌えていただけるだろうと思ってました！萌どころが一緒なので。喜んでもらえてよかったです！ (2020年2月25日 13時) (レス) id: 492f498e0a (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - ともさん» とも様こんにちは。ほんとに悩ましい限りです。みんなとつきあわせてあげたいです。次回もお楽しみに。コメントありがとうございます！ (2020年2月25日 13時) (レス) id: 492f498e0a (このIDを非表示/違反報告)
jun(プロフ) - 大野家出て行きたくなーい！ (2020年2月24日 23時) (レス) id: 37d10c3172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ao
| 作成日時：2020年2月15日 9時
