4話 ページ21
･･････わかってる。
髪型を確認してくれている、それは真面目な眼差しなの。
なのに私は意識してしまって、雅紀君の顔が見られない。視線を逸らしてしまう。
恥ずかしい･････。
意識し過ぎな自分が情けない。雅紀君はそういうつもりじゃないのに。
そういうつもり？ じゃあ私はどういうつもりになってるの？
雅紀君は私の横髪に触れた。
｢大丈夫･････かな。うん、いい感じに出来た。前髪どうする？ 切っておく？｣
真正面から近い距離で覗き込まれて、ますます私は視線を逸らした。
だめ、恥ずかし過ぎる。
照れちゃう････。
｢Aちゃん？ どうしたの？｣
｢あっ、えっと、じゃあ揃えるだけお願いしてもいいかな｣
｢オッケー｣
雅紀君は丸椅子を引き寄せると私の前に置いて、長い足でまたぐとそこに座って前髪を切り始めた。
ち、近い近い！
･････息を止めたくなっちゃう。
雅紀君は真剣な顔だっていうのに私ったら･････。
近い距離と無言に堪えられず、私は思わず自虐を口にした。
｢私の額、丸いの。だから、隠したくって、前髪は一度も上げたことがないの｣
｢そう？｣
雅紀君はさらりと私の前髪をかきあげて微笑んだ。
｢可愛いおでこだよ？ あげても目立つことなんてないと思うけど｣
｢お、おろしておろして雅紀君！ 恥ずかしいから｣
｢全然可愛いのに｣
前髪をおろしてくれてほっとしていたら、雅紀君が近い距離で言った。
｢でも、可愛いから俺にはこれから目立って見えちゃうかもね。今後Aちゃんのこと、注目しちゃうかも。･･････見つめすぎたらごめんね？｣
｢ま、雅紀君･･････｣
まるでいじめのような恥ずかしい台詞に私は顔を熱くして視線を落とした。
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ao(プロフ) - keiさん» keiちゃんこんにちはー。良かったぁー。問題なしって言って貰えて本当にほっとしたよ。女性がらみの話と暴力的な話を書くときは緊張するの。大多数の人は大丈夫でも、そのうちの何人かが読んでがっかりするのは悲しくて。でもそれを言ったら書けなくなるんだけどね。 (2020年1月15日 12時) (
レス) id: 492f498e0a (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - aoちゃーん(o^^o)次が更新される前にここ読んだけど嫌なとこはほんのちょっとだったしこれ位なら全然問題なし♪智くんに抱きしめられちゃってよかったねぇ〜って思ったり(//∇//)主人公ちゃんの周りには素敵な方がたくさんいていいね♪←例外除くw (2020年1月14日 12時) (レス) id: 348040dd96 (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - keiさん» keiちゃんおはよー。もう読んだかな、忙しいだろうからまだかな。最初に謝っておこう。岳君酷くてごめんよー。しかもはっきりしてない。あ、まだ読んでないかな。すぐまた更新するからね！ (2020年1月14日 9時) (レス) id: 492f498e0a (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - aoちゃんこんにちは〜♪そうか、岳くんそんなにひどいのね^^;;でもそれはもうわかってるので（笑）中途半端なところで終わらないことを祈るのみ♪更新待ってまーす＾＾ (2020年1月8日 11時) (レス) id: 6904188dc6 (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - keiさん» keiちゃんこんにちはー！私も絶対智さんでーす！次回は岳君出て来ますが･･･keiちゃん、岳君許せないって怒っちゃう展開かも。お楽しみにって言えないけど、大事な回なのでついて来て〜。お願いね！ (2020年1月8日 9時) (レス) id: 492f498e0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ao
| 作成日時：2019年12月19日 22時
