48 夜更けのキス ページ1
松本君とでも変身するのかを、試すことにした私たち。
私を松本君と二人だけにするために、大野君は夜中に家を出て行った。おそらく行く先は身体の関係のある、あのお姉さんの家。
なかなか寝付けず、眠りは浅かった。
けれど、目を覚ました私は人間になっていて、肩から滑り落ちる髪と、視界に入る五本の指を見た時、喪失感で目の前が真っ暗になった。
私は大野君でなくても変身するんだ･･････。
その事実が物凄くショックで、打ちのめされた。こんなに傷つくだなんて、思ってもみず、私は深夜のアトリエで、呆然と、微動だにせず暫く固まっていた。
どれくらい経っただろう。
アトリエのドアがゆっくりと開いた。
｢A･･････？｣
窺うような声は松本君のものだった。
｢A、ここにいるの･･････？｣
松本君は暗がりの中、目を懲らして、窓際にいるのが私だとわかると絶句した。
｢A･････ちゃん!?｣
パチンと部屋の明かりがついて、私は眩しさに目を細めた。
私はこの状況に対して、凄く焦らなきゃいけないのに、頭がうまく働かず、松本君が慎重な足取りでこちらにやって来るのをただ黙って見ていた。
｢･･･････風邪ひくよ｣
気遣う声でそう言って、そばにあった毛布を私の肩にかけてくれた。
｢リーダーとなんかあった？ ･･･････喧嘩でもした？ ･･････まさか酷いことされたんじゃあ･････ってか、するわけねぇよな、あの人が｣
･･･････あぁそうか、私、裸だったんだ。
この格好のままでうちひしがれていたから、痴情のもつれみたいなことが起きたのかって心配してくれたんだね。
私は首を横に振った。
｢喧嘩じゃない？ じゃあどうして･････。リーダーはどこにいるの？｣
私はわからないと、また首を横に振った。
･･････大野君は、きっとあのお姉さんのところで、今頃･･････。
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ao(プロフ) - 萌和*さん» 萌和＊様おはようございます。ニノちゃん押しだったんですね。彼は現実でも妄想でもほんといい仕事しますからねー。うんうん、わかります。楽しんでいただけるといいなぁ〜。 (2019年8月10日 9時) (
レス) id: 0d583270dc (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - kikiさん» kiki様おはようございまーす！雄叫びありがとうございます。うふふ。ラブラブなのはほんと心の栄養ですよねー。活力お届けできるよう頑張りますので今後ともよろしくお願いします！ (2019年8月10日 9時) (レス) id: 0d583270dc (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - keiさん» keiちゃん月末なんだね!? うちわ結局ウインクと投げチューとありがとの三種とりあえず作ることにしたよ。ほんと楽しいね！次は二宮君ちだよー。楽しんでね〜。 (2019年8月10日 9時) (レス) id: 0d583270dc (このIDを非表示/違反報告)
萌和*(プロフ) - こんばんは！わーーー二宮さん家！ついに！にやにやが止まらない二宮くん推しです← 二宮さんが出てくるとは思ってなかったのでドキドキです〜次回も楽しみにしてます♪ (2019年8月9日 18時) (レス) id: 270b2e26c0 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - ao様 ギァー\(//∇//)\ 2人のやり取りが可愛い過ぎて、ニヤニヤですよ！それに二宮さんまで絡みだして、ワクワク、ドキドキが止まりません（≧∇≦）これからの活力になる事間違いなしでございます。ありがとうございます！ (2019年8月9日 17時) (レス) id: 5bf90ac6c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ao
| 作成日時：2019年7月14日 9時
