7 ベッドイン ページ30
今日から相葉君が日本にいない生活が始まった。
案外寝起きのいい大野君。アラームが鳴る前に起きていた。
｢おあよ。 ･････A、よく眠れた？｣
天使がいる。
私は絶句した。
朝の日差しを浴びて真っ白い羽布団の中からふにゃって蕩けそうな笑顔を浮かべている大野君は、天使以外の何者でもなかった。
すごい･･････。
夕べ、私は初めて人と一緒にベッドで眠った。
いつも、ゲージの中で眠っていたからドキドキした。
同じ布団の中でしっくりくる場所を探してゴソゴソしていたら、大野君は、自分がいると落ち着かないんだと思ってソファの方に移動してしまった。
大きなベッドで猫が一匹で寝るわけにもいかないから、慌てて着いて行って私も同じソファの上に乗った。ついでに大野君の胸の上に乗っかって顔を見下ろしていたら、吹き出して笑われて、今度は抱っこして貰って二人でベッドに舞戻った。
｢うちら何やってんの｣
結局、クスクス笑う大野君の腰の横あたりに収まって、丸まって眠った。
迎えた朝。
ベッドの上に起き上がった大野君。
｢んあ？｣
でも自分の下半身を見た後、ちらりと私を見て、ムーっと何かを考えていたようだけど、諦めたようにベッドから出ようとした。
ハッとした私は慌ててベッドから降りて先にリビングに移動した。
はい、分かってます。朝の生理現象だよね。
見ません見ません。ごゆっくり。
茶色いソファの上でぐーっと伸びをしていたら、追いかけるように大野君が出て来た。
あれ？いいのかな？
｢A。水飲む？｣
｢にゃーん｣
ほいって出してくれたのは、昨日と同じ白い陶器の綺麗なお皿。
これって人間が使うもののような気がするよ？いいの？
でも誘惑に逆らえなくって飲ませて貰った。
｢にゃーん｣
美味しい！
｢ん｣
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ao(プロフ) - えべすさん» えべす様こんにちは。お越し下さってありがとうございます。頑張りますので、また是非遊びに来て下さいね。 (2019年5月26日 21時) (
レス) id: 492f498e0a (このIDを非表示/違反報告)
えべす - ワクワクドキドキしながら読んでます！これからも楽しみにしてます。 (2019年5月26日 13時) (レス) id: 0ca7106291 (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - くますけさん» くますけ様いらっしゃいませ。私も自分で作って自分で読んで癒されて充電しています。お力になれて嬉しいです！私はくますけ様のコメントが力になりました。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。 (2019年3月25日 9時) (レス) id: a016946e50 (このIDを非表示/違反報告)
くますけ - ao様こんにちは！この作品とっても好きです！VS嵐や嵐にしやがれがない週も、こちらで充電させていただいてます！ (2019年3月23日 14時) (レス) id: d22e81891d (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - kamiさん» kami様こんにちは。癒しになれているとのこと、すごく嬉しいです。猫ちゃんにあまーい大野さん。まだ何作か書き溜めてあるんで、しばらくコンスタントにお届けできると思います。今後もよろしくお願いいたします。 (2019年3月22日 13時) (レス) id: a016946e50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ao
| 作成日時：2019年3月13日 9時
