3話 ページ16
涎を垂らすくらい熟睡して目覚めたら、たくさんの目が至近距離でこっちを凝視していて、びっくりして飛び起きた。
なに!? なに!?
背後でのそりと何かが動いた感覚に、自分が大野君に抱っこされたまま眠っていたのを思い出した。
｢んあ･･･････｣
寝ぼけ眼の大野君。
｢･･････なに？｣
メンバー以外に各々のマネージャーさんもいた。
相葉君が携帯電話のカメラ片手にキラキラの目で言った。
｢すっごい癒しの画像撮れちゃったんだけど、保存してもいい!?｣
｢･････うちらのこと？｣
｢そう！ リーダーとA｣
大野君はちょっと考えて了承の返事に頷いた。
すると今度は他のメンバーが携帯片手に進み出て言った。
｢俺らも今の保存していい？ 疲れたときの癒しにするから｣
｢んー･････｣
｢え、ダメなの!? 相葉君は良かったのに!?｣
｢飼い主だから。･･････んじゃ、Aがいいって言ったらいいよ？｣
みんなの視線が一斉にこっちに向けられた。
｢A、いい？ お願い！｣
猫相手に真剣に聞いてくれる櫻井君。
｢いいって言わないと･･････？｣
怖いから、二宮君！
｢･･････頼む｣
遠すぎて声が聞こえないよ松本君。
私は頷いた。
｢にゃあ｣
お世話になってるし、そもそも私になんてそんなに真剣に聞かなくてもいいことなのに、猫の私を尊重してくれるみんなの謙虚さに心が打たれた。
いい人達。
振り返ったらいつの間にかまた眠ってた大野君。
おやすみなさい、大野君。
自主練頑張ってね。打ち身、早く良くなるといいね。
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ao(プロフ) - えべすさん» えべす様こんにちは。お越し下さってありがとうございます。頑張りますので、また是非遊びに来て下さいね。 (2019年5月26日 21時) (
レス) id: 492f498e0a (このIDを非表示/違反報告)
えべす - ワクワクドキドキしながら読んでます！これからも楽しみにしてます。 (2019年5月26日 13時) (レス) id: 0ca7106291 (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - くますけさん» くますけ様いらっしゃいませ。私も自分で作って自分で読んで癒されて充電しています。お力になれて嬉しいです！私はくますけ様のコメントが力になりました。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。 (2019年3月25日 9時) (レス) id: a016946e50 (このIDを非表示/違反報告)
くますけ - ao様こんにちは！この作品とっても好きです！VS嵐や嵐にしやがれがない週も、こちらで充電させていただいてます！ (2019年3月23日 14時) (レス) id: d22e81891d (このIDを非表示/違反報告)
ao(プロフ) - kamiさん» kami様こんにちは。癒しになれているとのこと、すごく嬉しいです。猫ちゃんにあまーい大野さん。まだ何作か書き溜めてあるんで、しばらくコンスタントにお届けできると思います。今後もよろしくお願いいたします。 (2019年3月22日 13時) (レス) id: a016946e50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ao
| 作成日時：2019年3月13日 9時
