【銀魂】ドS…？いったい誰の事？

不思議 ページ35

Aside

熱を出した私は、お医者様に診てもらった後も1週間ほど眠っていたらしい。


自分では一晩寝込んだくらいのつもりなんだけど
実際そうではないから周りからひどく心配されて、


自分の気持ちとアンバランスさが浮き彫りになった感じがする。






…でもまあ、なんか気恥ずかしいけど
ここまで気にかけて貰うとちょっとうれしいかも。






『…アホか私は』

連日に続く熱のせいで、
らしくもないことを思ってしまった。






ただ一つ不可解なことが、

『…喉渇いた。そーご、飲むもの頂戴?』

沖「…」


病人と同じ部屋にいる看病要員のはずの総悟に
ことごとく無視されること。






今も彼は私の要望をスルーしてケータイを弄り続けている。




『…ねぇ?』
沖「…」ｶﾁｶﾁｯ



『じゃあいいですー。
自分で行きますよ、っと…おゎ！』



ひさびさに立ち上がったから立ちくらみが…
まあびっくり。




あ、倒れる__

そう思ったところに総悟が手を引いてくれた。



沖「…ﾁｯ!」


　
盛大な舌打ちとともに。





ちょっと何なんそれ。




『…なんでそんな怒ってるの?私なんかした?』

沖「…っそれはてめェが、」





手を引かれた状態のまんま総悟を問い詰めると



スッパァァァァン！！
土「はーいストップゥゥゥゥ！！」




物凄い勢いで襖が開き、土方さん登場。
と同時に回収されていく総悟と渡されたペットボトルの水







知らぬ間になにかがあったことは間違いない。

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