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ページ37

『お、き、た、くーん。ちょっとい〜い?』
『これやったの総悟でしょ。

めっちゃみんな見てくるんだけど?
リアクション待ちされてんだけど?』


はい。絶賛問い詰めてます。


沖「………」


しかし依然シカトのまんまです。



時間の経過につれて眉間にシワが寄っていきます。


てかなんでこいつが怒るんだ?





『なんで怒ってるん?』
沖「…チッ‼」



するとまた一つ大きな舌打ち
こんなあからさまにキレる総悟も珍しい。






黙ってしばらく見つめていると、ようやく
沖「誰も人の話を聞きやがらねぇ」


と口を開いた。
そしてまた舌打ち。







『(イラッ)いやそれお前もな⁉
みんなして病人に謎のドッキリして、挙句にキレてくるし…なにがしたいの?』


沖「ドッキリなんて仕掛けてねぇよ」
呆れたようにため息をひとつ。





上から目線…むかつく。

しかしここで話を遮っては…大人になれA。








耐えているとやっと話し始めた。
長いんだよぼけ。





沖「その首の痕、俺がお前にキスマつけたって。」
土方のヤローが早とちりして、隊に広まっちまった…

『…ッハハ‼なにそれwwwwww』



頭をガシガシかく総悟…これはかなり参ってるようだ
普段イジる側だから、滅法イジられるのに弱い笑






クスクス笑っていると聞き捨てならない言葉が聞こえてきた。


「俺ブス専じゃねぇのに…」(ドゴッ!!)



哀れ総悟は畳に頭から埋まってしまった…





…あれ?てことはこの痕は?
え、これ総悟じゃないとしたら…

病気。怪我。病院。治療。
嫌いな言葉が頭の中をぐるぐる回る。


『ねぇ、ちょっと見て‼
どうしよ。病院?病院かこれ?

ねーえー⁉いつまで畳に埋まってんの、
早く見ろやコラァァァ…‼』





沖「(イラッ)てめェが埋めたんだろ、この暴力女」
つーかなに、急に慌てて…


そう言って起き上がった総悟が私の左胸_赤い花の印をみて固まる。




沖「おま、なにそれ…」
『やっぱ⁉やっぱり総悟じゃないんだ〜‼
どうしよ病院はいやぁぁぁ!!!!』



とりあえず黙れ、うるせえ。
総悟がそう静止したのと、


病み上がりのくせに調子に乗って騒ぐな、A!!
と土方さんが部屋に入ってきたのは同じタイミング



土「…は?お前ら、やっぱり…」
沖「…」『…』
また一つ新たな誤解を生んだようだ。

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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 神威   
作品ジャンル:恋愛
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ミュウ - 続きが気になるぅぅぅ (2020年10月31日 22時) (レス) id: 952d396015 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - ありがとうございます。頑張りますね。これからもよろしくお願いします(*^^*) (2017年12月14日 21時) (レス) id: 47e245d859 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 凄く面白いです!更新頑張って下さい! (2017年12月14日 20時) (レス) id: c20e76bf92 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちくわ餅 | 作成日時:2017年8月31日 22時

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