好き？嫌い？……大嫌い【赤羽カルマ】 (ページ27)

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ガタンタタン、ガタンタタン

今は４時半過ぎ。電車の中。

私達は渚君がいるであろう、椚ヶ丘駅へ向かってます。

ごはん、どこで食べようかなー？

美味しいとこ、いっぱいあるからなー。

A『……ふふっ』
カ「…(あ、ごはんのこと考えてるな？)」

A『ところで、渚君と何を話すの？』
カ「あー、殺せんせー(ターゲット)のこと、とか。」

………今、一瞬

一瞬だけだけど、カルマの周りの空気が変わった

イジワルで優しい、いつものやつじゃない

……触れたら切れそうな位に張りつめてて

触れたら、カルマ自身が

ぼろぼろに壊れてしまいそうな

そんな空気。

久々に感じた。前は、担任の先生が死んだ(・・・)時。

また、危ないことしでかしそう。

殺せんせーには、近づけない方がいいのかな。

もしカルマがまた、壊れても

………ううん、もう壊れさせない

今度こそ、止める。

絶対に。