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大倉side
Aは、足音を立てないように来た道を引き返した。
あ……あれ、Aの彼氏か。不倫やけどな。
俺は小声で伝えた。
大「何しとんねん、楽屋この先やぞ」
口を真一文字に結んで、Aは壁に寄りかかった。
大「A…おい、」
すると、さっきの2人がこっちに近づいてくる気配がした。
声が近くなった。
彼「じゃあ、うちのアーティストのリハーサルは……」
女「そうですね、こちらの紙に…」
至って普通の仕事の話に切り替えとった。
改めてAを見ると、目にいっぱい涙をためてた。
あぁ、もうっ、しゃあないわっ、
俺は手に持っていた舞台の台本を、
Aの顔の真ん前に広げて、泣きそうな顔を隠したった。
大「この漢字、なんて読むん、わかる？」
当然、Aは答えるわけもなく、もちろん俺も本気で聞いてるわけやなくて
さっきのキスしてた2人は俺たちの前を通り過ぎた。
あの男は、Aの存在にも気づかんと行った。
よし、もう見えなくなった。そう思って台本を下ろした。
大「……」
Aはもう耐えきれなくなった涙を静かにたくさん溢れさせてた。
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彩乃(プロフ) - 続き書いてくださってありがとうございます！！！お気に入り欄を見るたびに勝手に落ち込んでいたのでまた更新再開してくださってとても嬉しいです！ (2018年2月23日 5時) (
レス) id: 706c24fad1 (このIDを非表示/違反報告)
みりあ(プロフ) - 面白かったです！！続きお待ちしております！ (2018年1月3日 16時) (レス) id: 23877a5121 (このIDを非表示/違反報告)
檸依音(プロフ) - いつも見てます ！！凄く好きです、、！これからも楽しみにしてます、 ！！ (2017年12月14日 17時) (レス) id: f5a1c597a7 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - 苗字が名前変更に反映されていませんよ(*_*) (2017年11月18日 0時) (レス) id: c3dd794c7c (このIDを非表示/違反報告)
真央 - こんばんは。以前リクエストをお願いした者ですが、いつ頃読むとこができますか？ (2017年10月20日 21時) (レス) id: f508b80eb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおゆ
| 作成日時：2017年4月10日 2時
