お嬢様にはなれない(名探偵コナン×テニスの王子様)混合

デートの相手は？ ページ48

「安室…だと？」

「いえ、安室とコナンです。今日は会う約束があるから此方へは来れないそうです」

「あいつ…」

「何？Aちゃん誰かとデートか何か？」

「ジローッ！！」


時既に遅く、向日に口を塞がれたジローはモゴモゴと暴れ、忍足は苦笑いを浮かべる


「デートて、ただ会うだけやろ？」

「相手は二十九歳の男だ、Aと連絡先を交換していたとは迂闊だった。」

「そんなおじさんとデート！？」

「だからそれはやめろって、ジロー！」

「安室さんてもしかして…」

「何だ、お前何か知ってるのか長太郎？」

「いえ、勘違いかも知れないですが…」

「話してみろ鳳」

「米花町で人気のカフェポアロと言うお店のウェイターさんが、確か安室さんてお名前でした、でも彼は二十歳くらいじゃないかと」

「ソイツで間違いない、ウェイター兼探偵と昨日話していた、見た目が二十歳前後なら合致する。」

「ウェイターで探偵って何だそれ」

「糞、練習を終えてからでは居場所を追跡出来ねぇ」
「…お前、どんだけ心配性だよ。ソイツ仮にも探偵何だろ？中学生相手に妙な真似するかよ。」

「せやで、安室さんなら悪い人やないで」

「…忍足、お前アイツを知っているのか？」

「あそこのサンドイッチ絶品なんや、映画鑑賞の後はよう一人で行くんやで。」

「へぇ、そんなに美味いんだ。なら俺も行きたいなー」

「なら今度皆で行くか？」

「いや…」


跡部の不適な笑みを見て、皆冷や汗を流す。

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