優しい樺地君 ページ42
「…大丈夫ですか？」
「樺地君、あんまり大丈夫じゃないけど頑張らないとね、お兄ちゃん達にとっては今年が最後の学園祭だから。」
「そう…ですね。」
「…樺地君、ありがとう。心配して見に来てくれたんだよね？でも、貴方はお兄ちゃんの側にいてあげて、お兄ちゃんには樺地君が必要だから」
「…わかり…ました。」
樺地は素直に跡部の元へ戻って行く。
彼もまた幼い頃から跡部の側で彼をずっと支えてきた人物で、いわば跡部が一番信頼するパートナーと言えるだろう。
幼い頃、イギリスで暮らしていた頃から苦労を共に過ごしてきた間柄なだけに、互いに言葉僅かでも分かり合える二人を、Aはとても素敵だと思っている。
けれど、樺地はAをどう思っているのだろうか？出会った頃は姉として跡部を守って来たAが、今では妹と成り下がっていて、付かず離れずの関係となっているのだ。
「いけないいけない、また考えこむところだった。今は看板作りに集中集中」
その日は結局皆深夜まで作業に没頭して、気付いた時には客間で皆雑魚寝をしていた。
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琴美と蒼(プロフ) - I like chocoさん» はじめまして、コメント有難うございます、私も大好きなキャラなので勢いのまま書いてしまいました(＞＜)お楽しみ頂けてとても嬉しいです。これからも頑張ります★ (2020年4月15日 3時) (
レス) id: 150a5a7069 (このIDを非表示/違反報告)
I like choco - 大好きなテニプリとコナンのコラボ！面白いです！跡部様！鋭すぎ！もう続きが楽しみです！無理のない程度の更新をしてくださいね! (2020年4月15日 2時) (レス) id: 1b7c1dd1e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴美と蒼 | 作成日時：2020年4月11日 18時
