お嬢様にはなれない(名探偵コナン×テニスの王子様)混合

知り合いなのか？ ページ32

「あ、ありがとうございます、安室さん」

「いえ、お怪我がなくて何よりです」

「！…A、知り合いなのか？」


しまった、名前で読んだら知り合いだとバレバレじゃない
まぁ零君と呼ばなかっただけ命拾いしたけど


「はじめまして、僕は安室透、このマンションの住人です。Aさんは僕が勤めている喫茶店に良くお食事へ来てくださるので顔見知り何ですよ」

「喫茶店のウェイターか、しかしこのマンションの価格は安くはないはずだが、一介のウェイターの給料で出せるのか？」

「お兄ちゃん、失礼でしょ！」


流石に鋭い、というより何故敵意剥き出しなのだ？降谷ならまだ分かる、トゲのある物言いもするし、自信家だから跡部とかぶるものがある、けれど安室透の時は物腰は柔らかく爽やかなお兄さんだ、跡部がここまで警戒心を抱く理由はないだろう


「僕こう見えて探偵もしているので、収入はそれなりにあるんですよ」

「探偵だと？」

「お兄ちゃん、もういいでしょ？今はエレベーターから脱出しないと完全に遅刻だよ！」

「そうだな、非常ボタンで連絡をするか」

「と思ってさっきから押してるのだけど、全然反応が無くて」

「貸してみろ」

「うん」

まさか、昨夜から彼と…→←初対面、安室と跡部

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