お休み ページ24
「じゃあ零君、送ってくれてありがとう。今度は彼と一緒にお店にお邪魔するから」
「ああ、分かっているとは思うが油断はするなよ。俺たちの関係も含めて」
「うん、私達はただのご近所さんで普通の中学生とウェイター、それ以外でも以下でもない、分かっているよ。」
「悪いな、A」
「零君のせいじゃないでしょ、それに…」
こんな体に戻ってしまったからこそ、彼と再会が出来た。
「寧ろ、感謝してるよ。じゃ、また連絡するねお休みなさい」
「ああ、お休み」
二人の暮らす高層マンションはセキュリティ完備も完璧で、指紋認識、声紋認識どちらも使用している為滅多な事では侵入は不可能に近い。
まぁあの月下の奇術師、怪盗キッドなら話しは別になるけれど、彼が欲しがる宝石は生憎このマンションには無いだろう。
何故ならここに暮らす殆どの住人は公安警察の息がかかった協力者なのだ。
ここへ潜入したら最後、流石のキッド でも助かる可能性は皆無だろう。
降谷の自宅は20階、そして私は15階。
降谷は一緒に暮らすか?と言って来たが冗談じゃない。昔は同じ屋根の下共に生活をしていたが、それは幼い日の事。
今となっては互いに成人しているのだ、Aの見た目は中学生だけれど…
「それに、私が男性と同居なんて話したらあの人が零君に何をするか…」
フルフルとわざとらしく体を震わせ、自宅へ入った。
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琴美と蒼(プロフ) - I like chocoさん» はじめまして、コメント有難うございます、私も大好きなキャラなので勢いのまま書いてしまいました(><)お楽しみ頂けてとても嬉しいです。これからも頑張ります★ (2020年4月15日 3時) (レス) id: 150a5a7069 (このIDを非表示/違反報告)
I like choco - 大好きなテニプリとコナンのコラボ!面白いです!跡部様!鋭すぎ!もう続きが楽しみです!無理のない程度の更新をしてくださいね! (2020年4月15日 2時) (レス) id: 1b7c1dd1e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琴美と蒼 | 作成日時:2020年4月11日 18時