理由 ページ10
お昼過ぎに目が覚めたAが、リビングに降りると酷い有様だったリビングが綺麗に片付けられており、呆気に取られている間に、昴が変装を解いて赤井のままキッチンから出てきた。
「えっ…安室さんが出て行った！？どうして！？」
「正確には数日戻れないそうだ」
「…もしかして、組織で何かがあったの？」
「…」
「秀一さん！どうして何も教えてくれないの！？」
赤井から安室が出て行った事実を聞いて、理由を察したAから逆に問い詰めらると、考える様に腰をソファに落ち着けた赤井は、Aにも座るよう促し、腰を下ろしたのを見届けてから口を開いた
「A、お前は理解している筈だ、彼が公安警察官であり組織に潜入調査している工作員だと言う事をな」
「勿論理解しているし、彼の立場からすると危ない橋は渡れない事も分かるよ、だからこそ私に何も言わずに出て行ったって事はそれだけ危険な任務に向かったのでしょ？」
「そうだ、ならばお前は黙って待っていろ」
「！」
「今は、無理に動く時ではない、昨夜の侵入者を差し向けた人間もまだ特定出来ていない状況で、記憶が戻っていないと認識されているお前が、彼に付いて行けば足手纏いにしかならないだろ」
「分かってるよ！でも…ッ、心配なんだよ。安室さんは何でも自分で解決しようと無茶をするから、1人では危ないと理解していながら困っている人を助ける事に妥協しないから…」
「そうか…(随分と理解しているんだな、彼を。)助けたいのか？」
「うん」
即答するAに、赤井は笑みを浮かべながらも、複雑な心境だった。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています！ (2023年4月14日 15時) (
レス) @page6 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
琴美と蒼(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントを有難うございます。すみません、中々アップする時間が取れずに申し訳ございません。続きをあげられるように頑張ります。 (2023年4月14日 12時) (レス) id: fc7ea2b9f0 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2023年4月14日 2時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴美と蒼 | 作成日時：2020年5月2日 4時
