決断を下すのは君だ ページ28
二人が出ていったのを確認すると、コナンは昴に詰め寄る
『昴さんどうゆうつもり！？』
『坊や、君は気がつかなかったか？』
『‥安室さんが、Aお姉ちゃんに好意を寄せてること？』
『ああ、それも生半可な思いではない、恐らく彼女が記憶を失うずっと前からだ、彼はAを守る為に側にいると決めたのだろう。』
『でも、安室さんは組織の一員だよ、信用出来るかは分からない。』
『少なくとも、彼はAの敵に回ることはないだろう、彼の目を見れば分かる。』
『‥昴さんは、それで良いの？』
『ん、何を聞きたいのかな？』
『昴さんにとってのAお姉ちゃんは、大切な人じゃないの？』
大切な存在だ
かけがえのない唯一の存在
だが、今は赤井秀一として側にはいられない
ならば、沖矢昴としてAを守ろう
記憶を失ってしまった君は、幼い頃の面影が強く、懐かしくも感じながらも昴はやはり、記憶を戻したいと願う。
例え辛い記憶をも呼び覚ます結果になろうと、それら全てを乗り越えた君と、一緒にいたいと願う。
『どうするかは、俺達ではなくAが決めるべきだ、彼女の望むように俺は導きたい。』
『昴さん‥』
コナンは昴とAの関係がまだ分からなかった。
昔から肌見放さず身に付けているネックレスの写真を一度だけ見せてくれた事があった、あの時は誰なのかサッパリ分からなかったが、あれは赤井なのだろう。
まだ若い赤井がAを抱き抱えた小さな写真の中で二人は幸せそうに笑っていた。
それを思い出したから昴ならばとAを預けたいと判断し、こんな無理な事を頼んだのだが本心では昴自身Aをどう思っているのは分からなかった。
妹のように思っているのか、それともー‥
ただ、今一番に考えなくてはならないのはAの居場所だ。これをハッキリしなくては何も行動にうつれない。
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琴美と蒼(プロフ) - みぃちゃん，ｍさん» とても嬉しいコメントありがとうございます(^_^)番外編も今後書かせて頂きます♪ほのぼの系も好きなので、赤井さんとの馴れ初めも書かせて頂けたらと思います、厳しい評価も頂いておりますので、少し更新を見直しますが、頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。 (2018年1月10日 23時) (
レス) id: d4f003a9c9 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,ｍ - 続編おめでとうございます！！今日から見始め、私の大好きなキャラ視点が多く、とても嬉しいです！もし番外編を書く機会があれば、赤井さんと夢主ちゃんが初めて会ったお話、２人のほのぼの等を書いてくれませんか？出来れば赤井さん視点で！これからも応援してます！！ (2018年1月10日 22時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴美と蒼 | 作成日時：2018年1月10日 5時
