帰って来た我が家 ページ25
『えっ、お家へ帰れるの？』
『はい、今から御送りします。』
『ありがとう、安室さん！』
退院日、迎えに来てくれた安室の車の中で家に帰れると聞いたAは、とても嬉しそうに笑っていた。
Aには敬語を使わなくていいと話してからは打ち解けた関係になれている、少なくとも優しいお兄さんとは思って貰えている自信はあるが、それより先に踏み込む勇気がまだ持てない。
それほど、今のAは純粋で汚れがないのだ。
自宅に帰すにあたり、ベルモットからコナンに話を通すよう言われた時は少々驚いたが、スムーズに帰宅の流れに持ち込めたのは有りがたい、Aを見守るにしてもなるべく近くにいて欲しいから。
そんな思いを抱きながら工藤邸へと到着をすると、出迎えてくれたのは何とコナンと昴だった。
『お帰りなさいAお姉ちゃん！』
『あ、えっと‥ただいま』
『どうぞ、立ち話もなんですので上がって下さい。』
『はい‥お邪魔します』
コナンは分かるが、この男は‥
安室は怪訝に感じながらも顔には出さず、Aに続きリビングに上がらせて貰うと、昴に珈琲とカフェオレを出され目を見開く
『Aさんは甘党だとお伺いしておりましたので、そちらの方は珈琲で宜しかったでしょうか？』
『はい、頂きます。』
『Aお姉ちゃん、元気そうで良かった、僕コナンだよ覚えてる？』
『‥ごめんね、覚えてないよ』
『ううん良いんだよ、少しづつ思い出せるといいね。』
『うん、ありがとうコナン君』
コナンは複雑だった
勿論コナンとしての自分を記憶のないAが覚えていない事は当然なのだが、Aがまるで子供のように戻っている様子に、眉を寄せていた。
『ところで、工藤家の皆さんは？』
『明日帰国される予定です、今日は外せない仕事があるとの事で』
『そうですか、では今夜はどちらに』
『ここに泊まるよね？Aお姉ちゃんの部屋もそのままにしてあるしさ』
『！？ 』
これには昴と安室二人揃い驚きにコナンを見るが、冗談ではない様子でコナンは話を続けた
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琴美と蒼(プロフ) - みぃちゃん，ｍさん» とても嬉しいコメントありがとうございます(^_^)番外編も今後書かせて頂きます♪ほのぼの系も好きなので、赤井さんとの馴れ初めも書かせて頂けたらと思います、厳しい評価も頂いておりますので、少し更新を見直しますが、頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。 (2018年1月10日 23時) (
レス) id: d4f003a9c9 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,ｍ - 続編おめでとうございます！！今日から見始め、私の大好きなキャラ視点が多く、とても嬉しいです！もし番外編を書く機会があれば、赤井さんと夢主ちゃんが初めて会ったお話、２人のほのぼの等を書いてくれませんか？出来れば赤井さん視点で！これからも応援してます！！ (2018年1月10日 22時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴美と蒼 | 作成日時：2018年1月10日 5時
