沖矢昴 ページ23
『昴さん！大変だ！』
『‥おや、どうしたんですかそんなに慌てて』
工藤邸の玄関が開いたと思えば血相をかいて現れたコナンを出迎えたのは、今この家に下宿させて貰っている沖矢昴だった。
彼赤井秀一が沖矢昴となり、この家に暮らすようになってからまだ日は浅いが、コナンに取っては今や良き相談相手になっていた。
『お、落ち着いてき、聞いてね！』
『うん、先ずは水でも飲んで君が落ち着こうか？』
『ありがとう‥ッて本当に大変なんだ！』
『どうしたんだ？また安室君が何かしてきたのかな？』
安室透こと、バーボンが探偵事務所の下喫茶ポアロの店員兼毛利探偵の助手になったのも日が浅い、そして彼が組織の人間であると確信を得たのもまた数日前のミステリートレインでの一件だと言うのに、まさか舞い戻った挙げ句Aを工藤家に戻したいなんて
『工藤家の長女、Aお姉ちゃんが帰ってくる』
『！？ 』
『ずっと組織にいた人なんだ、だけどある事件に巻き込まれて記憶を失ってしまっていて、組織の事は全て忘れているんだ、だから家に返したいって安室さんから連絡が来た。』
連絡と言うよりも、直接学校の帰りに待ち伏せされたのだけど、目の前の昴はコナンの話を耳にその目を見開き固まっていた。
昴は、コナンにまだAとの関係を話してはいない。だからこの相談は純粋にどうしたら良いか分からずに来てくれたのだろうが、昴の思考は停止してしまっていた。
Aが帰ってくる？
あのホテルで別れたきりずっと行方を探し続けていたAが‥
『昴さん？』
『‥‥坊や、Aと赤井秀一の関係について話しておきたい事がある、少し長くなるから上がってくれ。』
『えっ？』
驚くコナンに背を向けるとリビングで待つよう伝え、キッチンで珈琲を二つ用意してからリビングへと戻った昴に、コナンは今だ困惑した色を隠せない目で昴を見上げた
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琴美と蒼(プロフ) - みぃちゃん，ｍさん» とても嬉しいコメントありがとうございます(^_^)番外編も今後書かせて頂きます♪ほのぼの系も好きなので、赤井さんとの馴れ初めも書かせて頂けたらと思います、厳しい評価も頂いておりますので、少し更新を見直しますが、頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。 (2018年1月10日 23時) (
レス) id: d4f003a9c9 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,ｍ - 続編おめでとうございます！！今日から見始め、私の大好きなキャラ視点が多く、とても嬉しいです！もし番外編を書く機会があれば、赤井さんと夢主ちゃんが初めて会ったお話、２人のほのぼの等を書いてくれませんか？出来れば赤井さん視点で！これからも応援してます！！ (2018年1月10日 22時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴美と蒼 | 作成日時：2018年1月10日 5時
