いつもと違うジン ページ41
翌日、殆ど眠れないまま目を冷ましたAはシャワーを浴びサッパリとした頭で考える
『パートナーがジンて、隣に立つ女はどんな女なら良いのよ?』
確かにジンは見た目だけは良いのだ、悔しいが‥。しかしジンのパートナーとして一般人の女性に成りきるのは難しい、今このままで一般女性ではあるが、普通にジンと並びしっくりくる女性が思い浮かばず頭を悩ます
『何で私がジンなんかの為に頭使わないといけないんだか、もう成るようになれだ!』
それから数時間後、部屋のベルが鳴ったのでAは扉を開いた
『!?』
『ジン‥』
『マティーニ、準備は出来ているようだな。行くぞ。』
『ちょ、待ってよ!』
開かれた扉の前には黒いスーツを身に付け胸元に真っ赤なスカーフを指し、いつもは長く靡いている銀髪は、首もとで一纏めにされているジンは、帽子を身に付けていない為印象が違う、だけど中身が何も変わらなくて、その長い足でずいずいと歩かれては高めのヒールを履いた足ではなかなか追い付けないのだ
『おせぇぞ』
『ヒールなのだから仕方ないでしょ?』
『‥はぁ』
溜め息を吐きながらも手を取られて驚くAがジンを見上げると、前を向いたまま歩く早さを少し緩めてくれたジンに目を見開く
『オークションは二時間後だ、其までに見取り図と計画を叩き込め。』
『う、うん‥。あの、ベルモットは?』
『既に動いている。お前は俺の側を離れるな。赤井秀一が姿を表せる迄はな。』
『!?』
『抜かるなよ、分かっていると思うがお前の失敗は即ち』
『分かってる、失敗しないように頑張る。』
『‥お前、男を誘惑した経験はあるのか?』
ジンの愛車ポルシェの助手席に座ると、突然問われた言葉に目を丸くしてしまう。
そんなAにジンが目付きを鋭くして唇が触れそうな距離迄迫ると、息が詰まった
『マティーニ、キスをする時は目を閉じろ。』
『!?』
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虹猫.*☆° - 琴美と蒼さん» いえいえ! 昨夜は、私の作品を読みに来てくださりありがとうございました。 夜、遅い時間にすみませんでした。 (2018年1月6日 14時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
琴美と蒼(プロフ) - 虹猫.*☆°さん» 初めまして今晩は、とても嬉しいお言葉をありがとうございます(^^)これからも頑張りますのでどうぞよろしくお願いします(*´∀`*) (2018年1月5日 23時) (レス) id: d4f003a9c9 (このIDを非表示/違反報告)
虹猫.*☆° - 私も名探偵コナンの作品を書き始めたばかりですが書いてます。 もし、良かったら私の作品の題名を教えますか? (2018年1月5日 22時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
虹猫.*☆° - とっても面白かったです。 更新、頑張ってください。 体に気を付けてくださいね! (2018年1月5日 22時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
琴美と蒼(プロフ) - 神瀬十夜さん» 本当に度々ミスのご指摘をありがとうございます。始めたばかりなので、本当に勉強になります(*^^*) (2017年12月29日 17時) (レス) id: d4f003a9c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琴美と蒼 | 作成日時:2017年12月29日 7時