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ジンにとってあの子は ページ40

ベルモットは部屋を出ると隣の部屋へと入っていく、そこにいたのは‥


『早かったな、ベルモット』
『ジン、マティーニにはやっぱり無理じゃないかしら?恋一つまともにしたことのない、子供よ?それを赤井を誘惑しろなんて』
『だからこそだろ、皮肉なもんだが、赤井秀一なら必ずマティーニの罠に乗ってくるぜ』
『あら、随分とはっきり言うじゃない。』


ジンは煙草を加えながら、笑みを浮かべていた。そんなジンに対しベルモットは溜め息をつくと窓際迄移動し、夜景を眺める


『ねぇ、ジン‥本当に貴方、これでいいの?』
『何の事だ』
『まだ惚けるのね、本当にバカな男』
『‥‥』


ジンは決して優しい男ではない、少なくとも任務に失敗した仲間を守る真似はしない、その相手に思い入れがない限りは。


だけど、ジン
貴方はAに恨まれ、憎まれる道を選んだ。復讐の対象となる事で、生きる意欲を取り戻させて‥。


でもね、ジン
貴方は気付いていないのよ、自分がどれ程Aを求めているのか、その気持ちを隠し憎い相手を演じていても、本心では助けたいと願っている。


『もう、本当の事を話したら?あの子は貴方にとって』
『余計な事を言えば殺す。』
『ジン』
『‥あいつはもう、何も覚えちゃいねぇ。思い出す必要もない。』


煙草を灰皿に揉み消すと、部屋から出ていったジンに、ベルモットは溜め息を付いた

いつもと違うジン→←ターゲットは赤井秀一



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設定タグ:名探偵コナン , 赤井秀一 , 安室透   
作品ジャンル:恋愛
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虹猫.*☆° - 琴美と蒼さん» いえいえ! 昨夜は、私の作品を読みに来てくださりありがとうございました。 夜、遅い時間にすみませんでした。 (2018年1月6日 14時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
琴美と蒼(プロフ) - 虹猫.*☆°さん» 初めまして今晩は、とても嬉しいお言葉をありがとうございます(^^)これからも頑張りますのでどうぞよろしくお願いします(*´∀`*) (2018年1月5日 23時) (レス) id: d4f003a9c9 (このIDを非表示/違反報告)
虹猫.*☆° - 私も名探偵コナンの作品を書き始めたばかりですが書いてます。 もし、良かったら私の作品の題名を教えますか? (2018年1月5日 22時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
虹猫.*☆° - とっても面白かったです。 更新、頑張ってください。 体に気を付けてくださいね! (2018年1月5日 22時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
琴美と蒼(プロフ) - 神瀬十夜さん» 本当に度々ミスのご指摘をありがとうございます。始めたばかりなので、本当に勉強になります(*^^*) (2017年12月29日 17時) (レス) id: d4f003a9c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琴美と蒼 | 作成日時:2017年12月29日 7時

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