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「………っくん、…………りっくん、……」
なんか呼ばれてる気がするけどー…
「りっくん…………寝ちゃった………？」
なんて心配そうなAの声。
でもそれに返答するよりも眠気が勝っちゃって、起きなきゃって気持ちともう少しって気持ちで葛藤する。
「りっくん…………毎日頑張ってるもんね、」
俺の頭をなでながらポツリ、ポツリと言葉をこぼすA
なんだか面白そうだから黙って聞いてみる。
「…今日ね、うちの社員の女の人がりっくんのことかっこいいって言ってて…付き合いたいとか話してたの聞いちゃった………
りっくんの彼女はAだけなのにっ……って……
なんかっ……悲しくなって……綺麗なお姉さんのほうが……りっくんも、いいの、かな………」
俺が聞いてないと思って、本音を漏らしはじめるA。
誰が言ってたのかは知らないけど、俺にはAしかいないのになあ。
「……うぅっ………りっくん……離れちゃ、やっ…」
そう言いながら弱々しく抱きついてくるAが、今にも壊れそうで、耐えられなくて強く強く抱きしめる。
「…っ……りっ、くん、…？」
少し濡れたAの目元を拭い、しっかり顔を見て話す。
『A？よく聞いてね。
俺が頑張れる理由はAがいるから。
Aがいるからかっこよくいたいって思うし、
上手に歌いたいって思うんだよ。
他の人になんて言われようが、俺はAしか見えてないんだから、離れたほうがいいなんて言わないで？』
ゆっくりと言葉に出していくとさらに泣き出すA。
『違う違う！泣かせたいんじゃないんだよ？？
えー！どうしたらいいんだろ……』
なんてあたふたするけど、
「Aだけの、りっくんでいてっ……」
そんな可愛らしい独占欲。
えぇ、いつでもAだけのものですけども？？
『あたりまえじゃん。』
「今日、ぎゅってして寝る」
『もちろん。死ぬほどぎゅーってする！！』
「それはやだ。」
なんていつもの調子に戻ってきた。
『じゃあ俺、すぐお風呂入ってくるからいい子でベッドで待っててね？』
「……………うん、…」
いや、そんな可愛い顔で見つめんなよ！！
行かないで、みたいな目で見ないで！？
「早く入って早く上がってきて」
『わかったあ！！』
なんて言われたからには、すぐ上がろうと決心してお風呂に向かった。
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RAMPAGELOVE(プロフ) - 続編待ってます! (2019年7月2日 22時) (
レス) id: cff8bbf172 (このIDを非表示/違反報告)
彩涼(プロフ) - 続編見たいです！！ (2019年7月2日 7時) (レス) id: a0b05dea4a (このIDを非表示/違反報告)
蓮音(プロフ) - 陸さん素敵…(*´-`) (2019年6月27日 23時) (レス) id: 9a33fdf336 (このIDを非表示/違反報告)
ぺよたん。(プロフ) - リィさん» コメントありがとうございます！！そんなそんな、、光栄です（ ; ; ）もっともっとかっこいい陸くん出せるようにがんばります！ (2019年6月24日 0時) (レス) id: 6d6261c490 (このIDを非表示/違反報告)
ぺよたん。(プロフ) - りすの嫁さん» コメントありがとうございます！！とても励みになります！がんばります！！ (2019年6月24日 0時) (レス) id: 6d6261c490 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺよたん。 | 作成日時：2019年6月16日 3時
