犬系彼氏、猫系彼女。【青山陸】

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「なんかがっつり踊るわけでもないし〜ただ椅子に座ってメンバーに合わせればいいとしか言われてないの…」





なにそれ何それ絶対やばいじゃん！？！？




臣さんとか絶対やばいでしょ？？




はあ、、、、、、、





「…………ごめんね、りっくん、」







え？





A、なきそ、う？？？




「…勝手に決めて………ごめんなさい、…」





そう言って静かに涙を流したA。





『えっ、待って待って！！！ごめん！！！




泣かないで！！俺怒ってないよ！！！』





いや、正確には少し怒ってたけど。




とりあえず優しく抱きしめて慰める。







「3代目のみんながっ………大変かなあって思った、から…………でも、りっくん嫌な気持ちにさせちゃったあ…………」





いや、可愛いかよ！




ごめんね、泣かせて。


そういう気持ちを含めて少し強く抱きしめる。



そして素直に、




『ごめんね、嫉妬した、』




そう呟く。







え？なんて言いながらうつむいてたAが俺の顔を見上げる。






なんで嫉妬？？と言わんばかりにポカンとした顔をしてて、思わず笑いそうになる。





『だって………3代目さんのやつ…ちょっとえっちっていうかぁ………うぅ、なんか、……大人っぽいから………脱がされたりしたら、どうしようって、…』






そう言うとぎゅーーーーーーーーっと抱きつかれ







「……りっくん可愛すぎる……」




なんてゲラゲラ笑いだした。






『さっきまで泣いてたのに次は笑い始めたの？？(笑)』



反論すると、別に泣いてないし。なんて強がってるA





「…もういい、仕事戻る。じゃあね。」






なんて言ってそのまま出ていった。




やらかしたなあ〜って思うけど、まあ可愛かったからいいや。




とりあえず、Aがやると決めたなら応援しよう、そう思った。









(てか俺ら空気なん？？急に二人の世界入るやん)


(陣さんの入る場所なんてありませんよ。)


(なんてこと言うねん！！)


(てか泣き顔まで可愛いって何？罪すぎる)


((……たしかに。))



陣 / 山彰 / 陣 / 健太 / 全

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