もう二度と離さない

-47- ページ48

A「また作って翔に持たせるね。」

啓司「作り方、教えてよ。」

A「えぇ〜？啓司君のほうが上手いでしょ。」

ひより「あの、莉奈ちゃんと遊んできていいですか？」

A「いいよ。靴履いてね。今日は日差しが強いから帽子も。ひよりちゃんも被って？
　 のどが渇いたって言ったらこれ飲ませて？」

莉奈とひよりちゃんに帽子をかぶせリンゴジュースの入った水筒を持たせた。

ひよりちゃんは莉奈の手を引いてゆっくり歩いた。

翔「なんか姉妹みたいだな。」

TAKAHIRO「だね。まぁ、ひよりちゃんに年近いのってなかなか居ないからね。」

啓司「癒しになるわ。」

大樹「疲れが取れますね。」

将康「可愛い〜」

愁平「その顔で近づいたら莉奈ちゃんに嫌われるな。」

翔「その前に近づけさせない。」

岩ちゃん「ねぇ、Aちゃん、翔君って親ばか？」

A「意外にね？」

TAKAHIRO「そりゃ、こんだけ可愛いんだもん。」

岩ちゃん「可愛かったらしょうがないか。」

TAKAHIRO「今日は何時までいるの？」

翔「莉奈もひよりちゃんになついてるし最後まで居たら？」

A「邪魔にならない？」

岩ちゃん「邪魔なら監督も呼んだりしないでしょ。」

-48-→←-46-

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す