五時間目 炭酸飲料 ページ8
Aside
今は午後10時。
外に出れないかと思い登下校場所をカルマと一緒に歩いている。
『ねぇ、カルマ…』
業「ん？どうしたの？」
『私達…どうなるのかなぁ…』
業「大丈夫だよ。俺がAを守るって前も言ったでしょ？」
『う…うんっ。ありがとう。カルマ…大好きっ……』
カッコ悪い。泣いてしまった。
さっきのメールが来た時も泣きそうだった。
でも皆に心配をかけたくないから涙を必死にこらえていた。
『もうっ…誰も…傷付くのが嫌なんだよ…
皆と一緒に…全員揃って卒業…したかったよぉ…ごめっ…カッコ…悪いよね…』
業「全然。カッコ悪くなんて無い。」
そう言ってカルマは私を優しく抱きしめた。
『ごめっ…ごめんね。本当にごめん…』
業「Aの所為じゃないって。大丈夫、大丈夫。」
『うあっ…うああああ』
“大丈夫、大丈夫。”
その優しい声にひどく安心して、私は声を出して泣いた。
その間、ずっとカルマは優しく抱きしめたまま、ずっとそばに居てくれた。
それだけで暖かかった。
嬉しかった。
『じゃあ。行こっか…』
少し名残惜しかったが抱きしめていた手を離し、歩き出した。
業「やっぱり…ダメか」
『何これ…出れない…』
外に出るための道は透明な…結界のような何かで出れないようになっていた。
『もう、戻ろっか。』
業「だね。」
私達は旧校舎に戻り、結界のような何かで出れない事を皆に話した。
皆は少し残念そうな顔をしたが
「ま。そりゃそうだろうね。」
と言った。
渚「そろそろ寝ようか。」
『うん。朝の５時に起きようよ。』
業「いいね。じゃお休み」
そうして私達は眠りについた。
作者から
かのんっ！パス！
ごめん！グダグダ…
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
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西 - この方角に福があるはずです
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炭酸飲料@文才迷子(プロフ) - ユキさん» ですよねえええええ！自分で書いたんですけどww寺坂意外と好きですww (2016年3月12日 20時) (
レス) id: 4d2da4998c (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 寺坂めちゃくちゃいいやつだぁぁぁぁぁぁ (2016年3月5日 20時) (レス) id: f60c7cc0b0 (このIDを非表示/違反報告)
炭酸飲料@文才迷子(プロフ) - teardollさん» ありがとうございます！いい作品と言ってもらえて嬉しいです！ (2015年9月30日 21時) (レス) id: 4d2da4998c (このIDを非表示/違反報告)
神奈(プロフ) - teardolさん！ありがとうございました(^^ゞ (2015年9月30日 19時) (レス) id: 7f98188e7c (このIDを非表示/違反報告)
teardoll(プロフ) - とってもいい作品ですね！ (2015年9月30日 19時) (レス) id: 98fd0d849e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神奈＆炭酸飲料@文才迷子 x他3人 | 作成日時：2015年7月2日 16時
