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楽しそうに笑ってる陸と杏奈がいた
○「え、」
まさか、こんなところで会うなんて思ってなかった
陸は相変わらず笑ってる
でも私に笑いかけているいつもの顔じゃない
とても幸せそうで
とても割り込んで入れない
陸と目があってしまった
陸は、悲しそうな表情をしていた。
なんで？
なんでそんな顔するの？
また涙がこみ上げてきた
壱「こっち見んな。行くぞ」
そう言って壱馬は私を引っ張ってくれた。
壱馬の優しさにまた泣きそうになった。
壱馬「ほんまごめん！俺が言わんかったらAが悲しまんかった。」
○「壱馬のせいじゃない！誰のせいでもない！
私ちょっと休みたいから帰るね。」
夏「一人で大丈夫？」
○「うん！大丈夫！家ついたらちゃんと連絡す
る！」
夏「ならよし！気をつけて！」
壱「今日Aようがんばったな
帰ったらちゃんと寝とき？」
○「ありがとう!!!ばいばい！」
壱馬は優しいな。
壱馬の事考えてるのに
なんで陸が浮かぶんだろう
陸「A!!!」
ﾋﾞｸｯ
会ってしまった。一番会いたくない人に。
陸「ねえ！A！！なんで逃げんだよ！」
○「もういいから！？杏奈のとこ行ってくれば
？」
嫌だ。こんな言い方したくなかった
でも陸は関係なく私を真剣な目で見ていた
陸「いきなりだけどひとつ聞いていい？
A泣いてた？ 」
○「泣いてない！！」
陸「絶対泣いたでしょ??怪我したとか？？」
○「陸のせいだよ((ﾎﾞｿｯ」
陸「え？」
○「私が泣いたのは陸のせい！」
陸「は？」
○「は？」
ちがう、いつもの陸じゃない
陸の目は怒りをあわわすような
そんな目だった
もう分かってもらえなさそう。
もう本当のことを言ってしまえばいい。
○「私はっ、私は
陸が好きだから！
理由はそれだけ!!」
陸「え？」
○「じゃあね！返事いらないから。
えっと、これからもちゃんと幼なじみだか
ら！」
陸「ちょ、A！？」
それからどのくらい走っただろう。
ｽﾞｼｬ
○「いった！」
下駄できていたためあっけなく転んでしまった。
最悪な夏祭りだ。
NXT▶
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雨ノ宮心音(プロフ) - 実在する人物なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ！違反報告されます。 (2017年6月1日 19時) (携帯から) (
レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
あん - すっごくおもしろいです！
頑張ってください！ (2017年5月29日 22時) (携帯から) (レス) id: 6b03848780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーる | 作成日時：2017年5月29日 18時
