もう二度と離さない 4

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翔side

Aから凛々を受け取り抱っこする。

腕の中に居る凛々は眠っている。

隣に居るTAKAHIRO君は凛々の手に指を置いた。

凛々は一瞬ビックリしたけどTAKAHIRO君の指をギュッと握った。

TAKAHIRO君は小さな声で”よっしゃ”と喜んでた。

TAKAHIRO君の反対側に居る啓司君も凛々を覗き込んでる。

啓司君は凛々の頭を優しく撫でて”可愛い”と連呼してる。

莉奈「りーちゃんは？」

翔「ん？ここに居るよ。」

TAKAHIRO「莉奈ちゃん、おいで。」

TAKAHIRO君に抱っこしてもらって莉奈も凛々を見てる。

莉奈「りーちゃん、いっちょにあしょぼうね？」

翔「もう少し大きくなってからだな。」

莉奈「どーして？」

翔「りーちゃんはまだママとパパのお手伝いが居るんだ。
　 だから莉奈みたいに1人で歩けたら遊ぼうな？」

莉奈「うん！」

凛々を皆に抱いてもらい皆は明日の撮影のために帰って行った。

莉奈が凛々を抱っこしたいと言うので隣に座らせゆっくり抱っこさせる。

凛々を抱いた莉奈は少しだけお姉さんになっていた。

凛々とAも無事に退院して凛々も成長していくだろう。

あの時、どうしてAを探さなかったんだろうと後悔したけど
こうやって無事に結婚して2人目も産まれた。

だからこれで良かったんだ。

これから先も家族4人で幸せに暮らしていきたい。

莉奈と凛々を抱いてAのベットに行く。

翔「A、莉奈と凛々を産んでくれてありがとう。愛してるよ。」

A「私も愛してるわ。」

子供たちの前だったのでほっぺにキスをすると

莉奈「りなも〜」

翔・A「「(笑)」」

間に莉奈を来させて両方からほっぺにキスをした。

俺は心の中で誓った。

Aも莉奈も凛々も精一杯愛していこうと・・・。

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