もう二度と離さない 3

-109- ページ10

それからすぐに寝た。

疲れていたのか思いのほかすぐに寝れた。

朝、起きて朝ごはんを作っていると翔が起きてきた。

A「おはよ、もうすぐ出来るから顔洗ってきて。」

翔「あ〜」

翔の朝ごはんを作り莉奈のお弁当を作る。

翔「莉奈の？」

後ろから覗き込んできた。

A「そう。」

翔「美味そうだな。」

A「食べてみる？」

翔「食べたい。」

少しすくい食べさせてあげた。

A「どう？」

翔「味薄いな。」

A「1歳の子にはこれくらいがちょうどいいの。」

翔「ふぅ〜ん。」

A「ほらご飯食べて。お迎え来ちゃうよ。」

翔に朝ごはんを渡しダイニングの方へ押しやる。

テレビをつけて少し早目のニュースを見ながら食べている。

翔「ごちそうさま、いってきます。」

チュッとキスをして玄関に行った。

翔「今日、事務所行くんだろ？帰り迎えに行こうか？」

A「帰りに買い物行くからいいよ。」

翔「荷物大丈夫か？」

A「車で行くから大丈夫よ。」

翔「安全運転でな。」

A「分かってる。」

翔「いってきます。」

よし、翔は行った。

あとは莉奈を起こして朝ごはんを食べさせるだけだ。

-110-→←-108-

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す