もう二度と離さない 3 (ページ46)

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急きょEXILEさんが来ることになって買い物に来た。

カートを押してると翔から電話が来て食べ物は買ってこなくていいと言われた。

ビールと軽いつまみだけ買ってきたらいいとも言われた。

荷物はAKIRA君が来てくれるらしくて会計が終わったら出口で待っててって。

明日の夕飯も買っていこうと思いいろいろ回っていて揚げ物にコーナーに行ったら
吐き気に襲われた。

そういえば最近、熱っぽくて体が怠いなって思ってた。

月1も1週間くらい遅れてる。

私は毎月遅れてたことないから。

ここ最近、昼間と夜の温度差が激しいので風邪でも引いたのかなって思ってたけど・・・。

もしかして・・・。

明日も朝から翔はドラマの撮影で居ないからその間に病院に行って来よう。

明日の夕飯の買い物はやめておこう。

ビールをいつもより多めに買ってつまみも多めに買って会計を済ませると

「奥さん、これからどっか行きません？」

後ろから声がする。

A「人妻なんで。」

後ろを振り向くと

A「AKIRAくん。」

AKIRA「どうも。会計、終わりました？」

A「今、終わって袋に詰めるとこ。」

AKIRA「手伝います。」

A「ありがとう。」

AKIRA「にしてもたくさん買いましたね。」

A「メンバー増えたんでしょ？だったら買い物も増えるわ。」

AKIRA「食費とかどうしてんすか？」

A「今までは貯金とかかな。行こっか。」

AKIRA「はい、持ちますよ。」

A「荷物持ちだもんね。よろしく。」

AKIRA「はい♪貯金かぁ～、俺には無理だな。」

A「すぐに服とか靴とか買いそうだもんね。」

AKIRA「ついつい買っちゃいますね。」

AKIRAくんと話しながらマンションの着き玄関を開けると

莉奈「ママ～、おきゃえり～。」

A「ただいま。」

莉奈を抱いてリビングに行く。

そこには入りきれないほどのメンバーが居た。

A「ホントに19人になったんですね。」

翔「嘘かと思った？」

翔は莉奈を受け取りながら言う。

A「実際見ないとね。」

大樹「お久しぶりです。」

A「そっか。大樹くんもEXILEか。」

世界「初めまして、山本世界です。」

A「初めまして、青柳Aです。娘の莉奈です。ご挨拶は？」

莉奈は翔の首に腕を回して首筋に顔を埋めて頭を振ってる。

翔「人見知りなんだわ。悪いな。」

世界「いえ。」

大樹「莉奈ちゃん、おいで？」

莉奈は大樹くんのとこに行く。