もう二度と離さない 3 (ページ44)

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翔side

莉奈が起きて彩さんが相手をしてくれてる。

A「莉奈、すっかり彩さんに懐いてるね。」

翔「あぁ。」

俺のとこに来ねぇかな。

A「彩さんに嫉妬してどうするの(笑)」

翔「そんなんじゃねぇって。」

A「顔が怖いわよ？」

翔「元々だ。」

A「ねぇ、ずっと気になってたんだけど。お義兄さんたち実家に居るの？」

翔「いや、俺が東京に行ってから出て行ったってよ。」

A「そうなんだ。」

翔「たまに帰ってきて飯食べに来てるんだってよ。」

A「へぇ～」

彩「莉奈ちゃん、ほらママ～パパ～って。」

彩さんは莉奈の手を握って振ってる。

莉奈たちの方に行く。

翔「いいな～。彩さんに遊んでもらって。」

莉奈「あーちゃん、ちゅきだよ。」

翔「あーちゃん？」

彩「呼びづらいみたいで、あーちゃんでいいよって言ったの。」

翔「そうなんすか。」

PulPulPul～

A「翔～電話鳴ってる。」

翔「すみません。」

彩さんたちのそばを離れスマホを取る。

ーHIROさんー

ん？なんかの打ち合わせか？

翔「はい。」

HIRO[もしもし？そっちにまだ彩居るか？]

翔「はい。莉奈と遊んでくれてます。」

HIRO[EXILEのメンバー連れて行っていいか？]

翔「ちょっと待ってくださいね。」

電話を離して

翔「今からEXILEさん来るって言うんだけど具材足りるか？」

A「今から？19人だっけ？買い物行ってくる。」

翔「もしもし。大丈夫です。」

HIRO[分かった。あと30分くらいで行くから。]

翔「はい。」

電話を切る。

翔「あと30分くらいで着くって。」

A「じゃあ冷蔵庫に、たこときゅうりの酢の物があるから出しておいて。」

翔「気を付けろよ。」

玄関まで送りだし

翔「いってらっしゃい。」

A「いってきます。」

チュッ

送り出した。