もう二度と離さない 3

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莉奈の朝ごはんを作り彩さんが食べさせたいと言うのでお願いした。

彩「はい、あ〜ん。」

莉奈「あ〜ん、おいちい。」

彩「美味しい？良かったね。」

A「彩さんはいいお母さんになりそうですね。」

彩「そうかな？世間には発表したけど私自身ね不安ばっかりなの。」

A「私も莉奈を妊娠した時、嬉しさも、もちろんありましたが不安の方が大きかったですよ。」

彩「じゃあどうして？」

A「う〜ん。これは私の場合ですけど自分が愛した人の子供・・・だからですかね。」

彩「自分が愛した人の子供・・・。」

A「こんなこと聞くのあれですけど、彩さんはHIROさんの事、愛してるんですよね？」

彩「もちろん。愛してなかったら結婚してないよ。」

A「だったら大丈夫ですよ。妊娠中は情緒不安定になりやすいんです。
　 ストレスも溜めちゃいけないんです。
　 だから思ったことはたとえ喧嘩になっても相手に言わなきゃいけないんです。」

彩「そうだよね。ありがとう。」

それからは莉奈も食べ終わり着替えて彩さんは変装をして買い物に出た。

私が妊娠中に買っていたものを見て回った。

A「お腹が大きくなると普通の服が着れなくなるんでマキシ丈のワンピースとかがいいですよ。」

彩「そうだよね。」

A「楽だし、締め付けもないんで。」

彩「今、買っておいてもいいよね？」

A「いいと思いますよ。」

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