もう二度と離さない 3

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莉奈を抱いて先に部屋に行き荷物を置くため
莉奈を降ろそうとするけどなかなか降りてくれない。

A「莉奈？ちょっとだけ降りて？」

莉奈「やぁー(泣)」

抱っこしたままでは無理なので抱っこするためのベルトを出してきておんぶした。

ガチャ

翔「よいしょ・・・。莉奈まだ泣いてんの？」

A「うん。」

翔「ほらパパのとこにおいで。」

莉奈「やぁーママがいいのー」

A「いいよ。落ち着くまでこのままで。」

翔「辛くなったら言えよ？」

A「うん。」

莉奈をおんぶしたまま買ってきたものを片づけから揚げを作っていると
ふと背中に重みを感じた。

もしかして寝た？

A「ねぇ、翔。莉奈寝たか見てくれない？」

翔「あぁ。」

翔が後ろに立ち莉奈に覗き込むと

翔「可愛い寝顔して寝てる。向こう連れてくか？」

A「うん。ゆっくりね？」

翔「分かってる。」

料理を1度辞めベルトを緩め莉奈を翔に抱いてもらって寝室に連れて行ってもらう。

翔「にしても良く寝るな〜」

A「寝る子は育つって言うけどね。」

翔「それにしても莉奈って小さくないか？」

A「元々産まれた時から小さかったからね。」

翔「そうなのか？」

A「うん。」

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