Memory10 ページ11
俺は空港に行き、日本からメキシコに行く時と同じルートでメキシコに向かった
ミカ「…よく寝たなぁ」
日を跨いでメキシコに着いた
まずは市役所に向かった
そしたら驚くべき事が起きた
ミカ「え!?本当ですか!?写真は!?戸籍は!?見せて下さい!」
役人「少々お待ちください!」
一発目に行った市役所に写真と戸籍があると言われた
役人「お待たせ致しました」
ミカ「ありがとうございます」
戸籍を見ると、赤い髪の男の人が俺の父親、黄色の髪の女の人が母親だ
緑色の髪の男の人は叔父さん
どうやらみんな死んでるみたいだ。でも写真さえあればいい
ミカ「ありがとうございます…!家族の写真はありますか?」
役人「ありますよ。大事にしてくださいね」
役人から写真を貰った。家族はとても美形だった
その日の夜、ホテルで寝ようとした俺に異変が起きた
ミカ「!な…んだよ…こ…れ!」
頭が痛てぇ…何かに殴られてるようで…
__「お嬢さん。お手伝いしましょうか?」
__「次はどこへ?」
__「どうやら時間切れのようです。ありがとうございました。私と居てくれて」
__「えぇ!ありがとうございます。そして…ごめんなさい。ミカは…私の事を忘れて下さい」
ミカ「あ…うわぁぁぁぁぁぁぁあ!」
頭の中に記憶がいっぱい流れてきた
2人で赤いレンガの短いトンネルをくぐりながらなんでもない事を話して、時にはマフィアの抗争に巻き込まれながら逃げて…
俺…自分の好きな人を忘れてたんだ…
ポライト…今度こそ俺の、私の気持ちを言う
(家族の事、ポライトの事がわかった日。その写真は、記憶は手放さない)
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作者名:夕日
作成日時:2018年4月20日 21時