手を取り、飛び出せ (ページ8)

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VII[Elpis＆Mr.V Side] ページ8

あれから4年。私は彼、Vの相方を務めるほど、魔術が上手くなった

彼の性格が移ったのか、結構ずる賢くなったみたい

貴方｢V！今日の仕事は？｣

Mr.V｢今日はノートルダム大聖堂の中に出てきたモンスターを追い出して欲しいと言われてな。それを追い出しに行く｣

貴方｢私も行こうかな｣

Mr.V｢いや、ここで待ってて欲しい。ノートルダム大聖堂はエルピスの故郷だろう？母親に見つかったら大変なことになるぞ｣

貴方｢えー…やだー…Vに着いていく！｣

過去は過去！私はVに着いていくって決めたの！

私は彼、Vが好きなんだ。出会った時から
一目惚れみたいなんだけど(苦笑)

Mr.V｢心配なんだ。待っていてほしい！｣

貴方｢えー…わかったよ…｣

渋々だけど折れてあげた。依頼を早く終わらせて欲しかったもん！

Mr.V｢それじゃあ行ってくる｣

貴方｢頑張ってね！｣

しかし私は知らなかった。

これが今世で彼と最後の会話になる事を

〜Mr.V Side〜

あれから4年。彼女、いやエルピスは私の相方を務めるほど、魔術が上手くなった

私の性格が移ったのか、結構ずる賢くなった

エル｢V！今日の仕事は？｣

Mr.V｢今日はノートルダム大聖堂の中に出てきたモンスターを追い出して欲しいと言われてな。それを追い出しに行く｣

エル｢私も行こうかな｣

Mr.V｢いや、ここで待ってて欲しい。ノートルダム大聖堂はエルピスの故郷だろう？母親に見つかったら大変なことになるぞ｣

エル｢えー…やだー…Mr.Vに着いていく！｣

困ったなぁ…心配もあるが、サプライズも出来ない…もう4年だ。そろそろプロポーズをしたい

私は彼女、エルピスが好きだ。出会った時から
どうやら一目惚れは間違いではなかったようだ

Mr.V｢心配なんだ。待っていてほしい！｣

エル｢えー…わかったよ…｣

渋々ながらも折れてくれたようだ

Mr.V｢それじゃあ行ってくる｣

エル｢頑張ってね！｣

しかし私は知らなかった。

これが彼女と今世で最後の会話になる事を

〜Mr.V Side End〜