Dos ページ16
Mr.V｢では、改めて。エルピスはこの世を離れヴィランズの世界へ来てくださいますか？家族や友人に別れを告げて、この先ずっと。永遠の命を受け取り私たち、いや、私と共に永遠に生きることを…YESかNOでお答えください」
貴方｢あの時からもう決めてる！YES！｣
私は、ゲストを前にし、高らかにこう宣言した
Mr.V｢そう選んでくれると思っていました！ただ、エルピスを迎えるには条件があるんです。666年後の10月31日真夜中12時ぴったりに、タワー・オブ・テラーの頂上にひとりで来てほしい。いいですか？愛想が尽きただなんて言い訳は聞きませんよ。むしろ許さない。真夜中12時、私が手ぐすね引いて待っています…｣
貴方｢分かってるよ｣
愛する人の為に今世を捨てても構わないよ
Mr.V｢さてリクルーター諸君、今回は無事に一人確保することが出来たがこの後も、あの場所での活躍を期待していますよ…？ハハハハッ、これはまた、こちらのお話でございます…とにもかくにも、『ディズニー・ヴィランズ・リクルーティング』はこれにて終了させていただきます。恐ろしくも美しいハロウィンの季節、皆様にもハロウィンチックな幸せが訪れますように…では最後、皆さんもご一緒にハッピー・ハロウィン！ハッピー・ヴィランズ！
どうもありがとう！エルピスはこちらに…｣
Vが締めたあと、ゲストから拍手が出た
そして、私はVに着いて行った
リクルーティングが終わったあと、私とVはタワーオブテラーのVの部屋に居た
Mr.V｢どうだった？｣
貴方｢とても面白かったよ。でもVのポーズはないの？｣
Mr.V｢今年はただの様子見なんだ。来年があるなら来年にポーズを出す｣
貴方｢そうなんだ。そうそう。これ付けてよ｣
そう言いながら私はネックレスを出した
Mr.V｢これは？｣
貴方｢私が作ったネックレス。前にVが使ってたやつを貰ったからお返し。あとはねぇ…Vが私以外の女に誑かされないように首輪としてあげる｣
Mr.V｢これはまた随分と念入りだ。まぁ私があげたネックレスの意味と同じとはな｣
貴方｢いいじゃん。そんだけお互いが好きだって事だよ｣
どんなに時が流れても、私の心は貴方にある
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作者名：夕日
作成日時：2018年4月11日 19時
