デザイナーはクリスタルに恋をした (ページ4)

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Due ページ4

昨日の一件から彼、レッドの事しか考えられない。デザインも全く思い浮かばない

あれ？レッドだけMr.を付けたくないと思える…

リベ｢あぁ…昨日の夜に逆戻りじゃないか！｣

あたしがそう叫んだあと、ノックが聞こえた

リベ｢…どうぞ｣

？｢えーと…大丈夫？叫んでたみたいだけど｣

入ってきたのはMr.シーマリンだ

リベ｢あぁ…スランプで｣

オー｢あんまり根を詰めるのは良くないみたいだよ｣

リベ｢あぁ…ありがとう。どのような件で？｣

オー｢え!?コラボの話だよ！｣

Mr.シーマリンはどうやらコラボの話で来たようだ

リベ｢ん。わかったよ。それじゃあ、立ち話もあれだし、そこのローテーブルの前に座って。そこは後で片すから少し待ってて｣

オー｢わかったよ！｣

えーと…お湯をミカが作った電気ケトルで沸かして、資料を空いた棚に置いて、冷蔵庫からお菓子を出す

ちょうどお湯が沸いたので、オレンジ風味のある紅茶を淹れて出す

リベ｢お待たせ｣

オー｢いえいえ！それじゃあ型の方はどうする？｣

リベ｢んー…今回はMr.シーマリンの色合いを強調したいと思ってね。あたしの所のカーニバルカジュアルで使う型でいいかい？｣

オー｢わかったよ！｣

リベ｢型は話し終わったら出すよ。カーニバルカジュアルのスカートは踊る度にスカートがふわっと広がるからとてもいいよ！たまにはロングのスカートもどうだい？｣

オー｢うん！考えてみる！アクセサリーとか小物は？｣

リベ｢それは…あたしがやるよ。今回はMr.シーマリンメインでやりたいんだよ｣

オー｢え？なんで？｣

リベ｢それは…うん。秘密だね｣

オー｢えー！何それ！｣(笑)

ここから小一時間、話しながらカーニバルカジュアルの服の型を探し、彼に渡した

オー｢コラボの企画ありがとう！おかげでポップなものが作れそうだよ！｣

リベ｢いや、こちらこそ引き受けてくれてありがとう｣

オー｢それじゃあ！｣

リベ｢またねー｣

彼には来て欲しい人が居るみたいだからその人に着てもらえるようあたしもサポートをしようじゃないか

そんなことより、クリスタルウィッシュジャーニーの衣装だ
レッドに気に入って貰えるものを作りたい

どうやらMr.シーマリンに続いてまたお客さんのようだ