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捌 ページ9
翌朝、エルピスさんに呼ばれた
エル｢おはよう。朝早くに済まないね｣
数年前から緑色が強くなっているエルピスさんの目が光る
五月雨｢い、いえ大丈夫です…｣
声がうわずった…
エル｢ｸｽｯそんなに緊張しないでよ｣
五月雨｢そう…ですか…｣
って緊張するなって言われてもするんだぞ!?
エル｢えーとねぇ…単刀直入に言うね。君、昨日に出てきた怪盗でしょ？誰にも言わないから落ち着いて｣
誰にも言わないと言われても言えないんですけど…
でもこの人に嘘はつけない
五月雨｢…はい。懲戒免職ですかね？流石に追放ですよね？｣
エル｢いや、王様達やラトさんとの相談の結果。私が処分する事にした。さて…五月雨こと五月 雨(いつき あめ)…貴方の処分は…オトワちゃんの護衛をしながらこれからもナンバースリーで働いて！｣
は た ら く？
五月雨｢え!?ええええ!?｣
エル｢いやー…見せて貰ったよ。いい恋だねぇ。愛が強くてあの格好をしたなんてすごいよ。うんうん。何がなんでも手に入れる。いい事だよ｣
五月雨｢は、はぁ…｣
エルピスさん…読めない！
底が知れない！
でも…芯が通っていてかっこいい。こんなリーダーで良かった
エル｢とりあえず！オトワちゃんの警備は頼んだから！これからも頑張ってね♪｣
五月雨｢はぁ…失礼しました…｣
とりあえず…懲戒免職免れただけいいか…
エル｢ふふっ今日も頑張ってね｣
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作者名：夕日
作成日時：2018年5月26日 17時
