禄 ページ7
[Otowa Side]
?「こんばんわ。お嬢さん?」
オトワ「貴方は最近話題の…!ヒトコトさん!ダイドー君!」
彼は、ベランダに入ってきた
?「彼らは来ませんよ。だって…
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知り合いに会うために、いや好きな人に会うために人を通すか?オトワさん」
そう言いながら彼は仮面を外した
オトワ「五月雨さん!?」
五月雨「ねぇ。オトワさん。今日の俺の獲物教えてやろーか?」
オトワ「何ですか?」
獲物を教えてくれるんだ。未然に盗むのを防がなきゃ…!
五月雨「俺が盗むのは…」
え?五月雨さんの顔が近づいてくる!?このままじゃ…!
五月雨「君だよ。オトワさん。俺の宝石箱に収まって欲しいんだ」
オトワ「どういう事ですか!?」
五月雨「…君が好きだ。俺のものになって欲しい」
五月雨さんが私のことが好き?
オトワ「嘘でしょ…!」ボロボロ
涙が止まること無く頬を伝って流れていく
五月雨「オトワさん!?俺好きな人泣かせる趣味ないんだけど!?え!?俺嫌だ?」
オトワ「違うんです…嬉しいんです!私も好きです!」
五月雨「ありがとう。それじゃあ…今回、貴女の心を盗む事に成功しました。なので、この犯行を最後にする。また、白昼の元で…お会いしましょう」ボフンッ
オト「え!?」キョロキョロ
彼が去った後、ベランダには、赤い薔薇と指輪があった
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作者名:夕日
作成日時:2018年5月26日 17時