9[Mika Side] ページ19
次の日になり、明日で休みが終わる為、昨日エルピスがスカウトした五月雨ってやつを連れて帰ることになった
今、エルピスはアイスミルクティー、私はオレンジジュースを飲み、話しながら待っている
エル「五月雨君来るかなぁ…半ば強制感出しちゃったもん…」
ミカ「あぁ…あれな…Vに似てたよ…」
口回しと言い、言葉遣いと言い…
恋人に似るのは仕方ないかな
エル「え。まじか…まぁ、少しだけ似てればいいかなってノリでやっちゃった」
笑いながらそう言った
エルピスとVは本当に切れない強い愛があるなぁ…
これが真実の愛ってやつかな
ミカ「ノリってすごい」
エル「いずれ、ミカもポライト君に似てくるよ」
ミカ「!?////」
エルピス!さり気なく爆弾を…!
まぁ、好きなのには変わりないけど!
私は照れ隠しでエルピスをどつきながら時計を見た
ミカ「さーて…搭乗開始まであと三十分」
エル「来なかったらそのまま帰ろう…」
強制じゃないからな。でも行きたいって言ってたから来るはず…
?「お待たせ致しました!」
ミカ「お!来た!」
予想通り、五月雨は来た
夏らしい半袖パーカーに半袖の白のプリントTシャツ、長いジーパン
両手には荷物だ
エル「よし。それじゃあもう帰れないかもしれないけどいいの?」
エルピスが真剣な顔でそう言った
確かに夢の国で暮らし始めたらもう、こっちには戻れない
外に出ることはできるけど、多分1年に一日や二日だろう
五月雨「大丈夫です!むしろあの家から出られて清々してます」
エル「そう来なくっちゃ!よし!行くよ!」
ミカ、五月雨「「おう!/はい!」」
ここに、夢の国の五月雨が誕生した
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作者名:夕日
作成日時:2018年5月26日 17時