6[Elpis Side] ページ16
神社勤めの五月雨君
どうやら勘当されそうみたい
こんなに面白そうな子を手放すだなんて勿体ないなぁ…
親御さんも馬鹿だねぇ…
五月雨「えーと…エルピスさん達ってどういう仕事を…?」
エル「あ。私としたことが…忘れてたよ」
ミカ「えーと…夢の国、ディズニーランド。分かるか?」
五月雨「えーと…東京の方にあるやつですよね?」
五月雨君の答えを聴き終わったあと、私とでしかミカは立ち上がり、五月雨君に向き合った
エル「ご名答。私とミカはそこのキャスト。改めて自己紹介。ガイドツアーキャストのリーダー。エルピスと申します」
ミカ「機械の修理、開発ならこの僕!機械担当のミカだ!」
五月雨「はぁ…」
んー…混乱しているのかなぁ?
まぁ、勧誘スタートしますか
こんなにいい人材を逃す訳にはいかないし
エル「さぁさ。五月雨君。君は今勘当されかけている。そして、拾って貰える宛もない。さてどうする?私達が居る夢の国に来たら?とっても楽しいよ?もしかしたら…君が味わえなかった青春も味わえるかも」
私は最後の所を五月雨君の耳元で囁いた
五月雨「俺の…味わえなかった青春…」
エル「そう!さぁさぁ!時間がないよ!どうする?今この手を取ったら私とでしかミカと共に夢の国で永遠に生きられる権利を貰える!チャンスは今しかない!急いで決断して!」
手を取るのは適当かなぁ…
特に権利とかはないからね
我ながら胡散臭くなった…Vのを参考にしようとしたら…
Vの事考えてたらVに会いたくなってきた…
Vとの休みを今度被らせよう…
五月雨「夢の国に、永遠に…」
エル「さて…どうする…?」
五月雨「俺…行きます!エルピスさん!貴方に着いていきます!」
エル「了解したよ!明日の午前9時に空港のラウンジに居るからそこに来て!」
ミカ「待ってるぜ!」
ここに、私が最初で最後のスカウトした後輩が出来た
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夕日
作成日時:2018年5月26日 17時