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五月雨｢いえ…大丈夫です。私はここ、五月神社の者です｣
黒い髪のボブで見る度に青や緑に見える瞳を持った女の人とオレンジ色の短い髪の女の人？から話しかけられた
参拝者1｢そうなんだ。でもあまり溜め込みすぎない方がいいよ｣
参拝者2｢そうそう。溜め込んだら思わぬところで爆発！なんてあるからな！｣
五月雨｢はぁ…｣
なんという所を見られたんだ…
しかし…この二人組の参拝者は何か惹き付けられる物がある…なんだ？
どこか信用ができるような…
何で、
この二人に話していいと何故思える?
参拝者1｢あ。君、本当に何かあるでしょ？｣
五月雨｢…話すんで、近くのカフェに行きましょう。そこなら個室もあるので｣
参拝者2｢わかった！いやー…お腹減ってたから丁度いいや！｣
オレンジ色の短い髪の女の人が喋りながら歩き始めたため黒髪の女の人がついて行く
俺は二人の前を行く
参拝者1｢だからあれほど飯を食えと言ったのに…｣
参拝者2｢お腹減ってなかったんだぞ？｣
参拝者1｢はいはい｣
歩き始めてから少しした後、二人は名前を教えてくれた
参拝者1｢あ。名前、教えてなかったね。私、エルピスって言うんだ。よろしくね｣
参拝者2｢僕はミカ！よろしく！えーと…｣
五月雨｢俺は五月 雨(いつき あめ)です。でも、真名なんで、外では五月雨でよろしくお願いします。一応神隠しされるのは避けたいんで｣
エル｢うん。カフェってここ？｣
エルピスさんが50メートル先にある木造の建物を指さした
五月雨｢はい。そこです｣
ミカ｢へー！パフェが僕を待ってる！｣
エル｢いや、五月雨君のことも聞くんだからね？｣
ミカ｢分かってるって！｣
二人の会話を聞きながら俺はカフェのドアを開けた
開けた先にはいつもお世話になっているカフェの店長が居た
五月雨｢こんにちは。3人です。個室は空いてますか？｣
店長｢空いてますよ。このお二人は…？｣
五月雨｢知り合いです｣
店長｢そうですか。それではいつもの部屋で｣
五月雨｢はい｣
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作者名：夕日
作成日時：2018年5月26日 17時
