「やほー」 ページ32
のそのそと俺はバイト先であるバーに出勤しながら、すでにいた粉末友人の名前を呼んだ。
「おー…直樹」
「やほー、逢ちゃん」
「…直樹、他の人がいない時だからってちゃん付けはどうなんだよ…」
はぁ、と溜息混じりに言えば、直樹はけらけらと笑って俺を見る。
「なにさー、体調悪そうだから和ませてあげてるんだよ」
「え…やだ」
「ヤだって何ｗｗ」
「嬉しくない」
「言い直さなくてもｗｗ」
相変わらずテンション高いなぁ、直樹…
バイトの制服にきがえながら、すでに用意を始めている直樹に声をかけられた。
「それにしてもよくここで働く気になったよねー、学校にも内緒だし」
「そりゃ、酒関係は確実にアウトだろうし…。しょうがないだろ、お金いるし、お兄が雇ってくれるって言ったわけだし」
「そうだけどｗ まぁ、機材使わせてもらったりもするし言えないかｗｗ」
ここは実質俺の兄が経営するバーであり、バイトは俺と直樹の２人だけ。
だから、ここの機材を特別に使わせてもらって２５２５のための録音とかをするわけだ。
「そろそろあげないとなー。直樹なんかある？」
「えー、それより生放送してみたい！」
「それは検討中。バイトは頑張れるけど、体調崩してまで生放送出来ない」
「逢ちゃん虚弱だもんねーｗｗ」
「虚弱じゃない」
よく体調崩す事は否定しないが、虚弱ではない。……と思う。
「んー、とりあえずー…どうしよっか」
「聞くなよ…」
「なんなら……俺のＳＭ教室でもいいのよ」
「そのまま絡まって生ごみに出されちゃえ、お前なんて」
パシィン、といい音をさせながら懐から鞭を取り出した直樹に対し、俺は至って真顔で返す。
「おれはそんな無様な事はしないぜ！ 腕はプロ並みだ！」
「本当誇らなくていいから、そんなこと。お願いだから」
大きな溜息をこぼしながら、俺はなんだか無償に藤田さんに会いたい気がした。
＜＞
気がつけば友人がドＳ設定に。
どうしてこうなったんだ(お前のせいだろ)
「あぁ、いや、何でも」 ｓｉｄｅ えおえお→←（……こいつは、どう思ってんだ？） ｓｉｄｅ あろま
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長閑(プロフ) - 可愛く出来るのが男主だけという不器用さです← しばらくもだもだしちゃいますがよろしくお願いします！ ありがとうございます！ (2014年12月27日 14時) (
レス) id: b1fbb6f323 (このIDを非表示/違反報告)
理緒 - 夢主君が可愛い過ぎて、読むたびに悶えてしまう笑ｷｭﾝｷｭﾝしますね^∀^* (2014年12月27日 8時) (レス) id: 41b8e562fd (このIDを非表示/違反報告)
長閑(プロフ) - ありがとうございます！こんな趣味丸出しの小説なんかでいいのかとどきどきしてますが頑張らせてもらいます！ (2014年12月27日 1時) (レス) id: b1fbb6f323 (このIDを非表示/違反報告)
鈴鹿 - この小説面白いです！更新頑張ってください！ (2014年12月27日 1時) (レス) id: 9ef6538fc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：長閑 | 作成日時：2014年12月24日 21時
