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頑張れ若造 ページ15
「…うわ！！」
近くにニノの顔があって驚いた
『なにぼーっとしてんだ』
「あっごめん！笑」
「同じだったからびっくりしちゃって…」
『同じ？』
「うん…大ちゃんの好きな人。前にどんな人って聞いたら僕のことが好きな人って言ってたんだ」
「すごい偶然だよね笑」
『……』
「ニノ？」
『あ、いや。案外普通の答えだろ』
「そうなのかな〜」
「じゃあさ！その人に会いに行った？」
『行ってない』
「えっ！なんで？」
『会ったって何もできねぇだろ』
「そーゆうもん？」
俺だったら幽霊になって会いに行っちゃうかもなのに！
『だから…生きてるうちにレンアイ楽しめ。若造』
「うん！」
…ん？
「てかニノって歳いくつなの？」
『22』
「同じじゃん！！」
もし、俺の手助けが終わったら
ニノはいなくなってしまう
天国がどんなとこか分かんないけど
楽しく過ごせるような場所ならいいな
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作者名：青とんぼ
| 作成日時：2019年4月11日 16時
