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長崎と長崎新幹線 ページ13

西九州の執務室にて
長崎新幹線と長崎新幹線に路線を明け渡す長崎本線がいた。
「上官、これ例の書類です。」
「ああ、ありがとうございます。本線。」
「では、私はこれで………」
「あ、待ってください本線。」
「なんですか?今日早番なんで帰ってffやりたいんですけどねぇ?(^-^)」
「す、すいません。でも本当に大切な事なんです




あの、本線は私の事嫌いですか?」
「大っきらいですね。
なして自分の路線ぶった斬る奴の心配せねばせんとならんのですか?
「………(´д`)
昔の通り接してくれるのは大神や鹿児島だけですね……」
「それに大神や信越よりかはマシばってん宇都宮と一緒には成り下がりたくなかったですばい。」
この場に大神がいたら「古川のバーカ!しんけん短くなるくせにーーーーっ」
信越がいたら「うるせぇーーーーっ!長野上官を失った気持ちがお前に分かるかーーっ!。゜(゜´Д`゜)゜。」
とか言って泣くくらいだがもし宇都宮がいたらと思うとかなり寒気がする。
二、三日は絶対仕事にならない。
「でも、本当に立派になりましたよ?」
「え?」
「だって、あの時すぐ消えそうな子がこんなに立派になって自分の上になりますもん
あの日約束しましたよね?『絶対に九州を今よりも上に上げる』と。
私はともかく、みんな信じてると思いますよ?」
長崎(新)は長崎本線に一つの箱を手渡された。
「これは?」
開けてみると、長崎本線の開業日と当時貴重品だった材質でできた
星形のペンダントだった。
中には狼の写真と自分が幼い頃の写真が入っていた。
「私が長崎本線としてこの地についた日に◯◯さんから貰ったペンダントです。
スペア持ってるのであげようと思いまして。
鹿児島のよく使ってる懐中時計も、日豊のあの手袋も、岡本のあのピン、大神のリボンもあの人が生きている間にあげた物です」
そしてもう一つのペンダントを取り出して
「この写真は◯◯さんが気に入っていたんです。まさかくれるとは思いませんでしたけど。
なにか意味があるそうなんですが、まだ分からないんです。」
「そんな大切な物を私に?」
「はい、あなたには未来を作っていく者として、また、私と同じ『長崎』の名前を持つものとして、歩んでいってほしいんです。



上官。」
「はい、わかりました。いつかこの写真、私の後を走るものに渡します。」
だからーー後は言えなかった。
長崎は歩いていく本線の後ろ姿に感謝を込めて頭を下げた。

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作品ジャンル:ギャグ
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Furumii - にゃー… (2017年7月15日 20時) (レス) id: 367a8425ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏見 | 作成日時:2017年7月15日 16時

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