兄貴？そんなん思てへんやろ【JW】

23 大毅side ページ24

大毅side




いざ、淳にぃの病室に来てみると
怖くてなかなか入られへん。

まだ、起きてへんやろうけどさ…
正直言うと、淳にぃと何を話したらええんか分からへん。


オカンが亡くなってから…兄貴たちは
淳にぃを避けはじめた
智洋も、、彼奴はオカン大好きやったから



流星も望も、まだ小さかったからな…
オカンの記憶すらあらへんねん。


でも、あれは事故や。

淳にぃが悪いんやない



＿＿＿ｶﾞﾗｯ



「淳にぃ、来たで…俺や、大毅やで」
淳「…………」


当たり前のように返事は返ってはこーへん


「淳にぃ…ごめん、、」


目の前で静かに眠っている淳にぃ。


その姿は、妖艶や…
綺麗より妖艶。



そんな人が精神病と心臓病を患っとって
俺らを避けてるなんて…

普通は誰も思わへん。




俺も、信じたない…ねんもん。

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