兄貴？そんなん思てへんやろ【JW】part２

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淳太side



夢を見てた
ただの俺の創造でしかない夢を

目の前に広がってるんは
俺が居らん平和で楽しそうな家族の姿

ほらな、俺が居らん方が楽しそうやん
幸那さんも俺が居る時みたいな悲しそうな顔ちゃうし
崇裕も照史も..智洋、流星達やってええ顔してる
オトン...晴久さんかて居るし楽しそうやん



...それやのに何でそんな顔してるんよ、大毅




これは俺の創造が作り出した夢やけど
何で大毅だけが笑顔やないんよ。

それに気づいた瞬間、見慣れた真っ暗な空間に居った

１つ違うんはいつもは無かった大きな扉がある事
これを潜ったら天国？いや..地獄に行けるんかな



扉の側迄いき開けようとした時、いつもの様に
声が聞こえてきた


『ねぇ、こんなにも心配なしてくれる兄弟が居たんだよ
君は独りぼっちじゃなかったんだよ
もう独りで闘わなくていいんだよ。

早く目を覚ましてあげようね』




そっか、まだ死ねてへんかったんや
佐原さんの声を遠くに聞きながら呟き扉を開いた





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