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淳太side
病院を抜け出した後は、ほとんど記憶が無い
気がついたら見知らぬ所をさ迷っとった
もう…ここが何処なんかは、どうでもえぇねん。
取り敢えず、彼奴らから離れられたら
それでえぇ。
んで、このまま消えるんや…
人目につかん場所で、独りで静かに
朦朧としてくる意識をなんとかとどまらせ
足を動かす。
脳裏に浮かぶのは、彼奴らの昔の笑顔
母さんが生きてた頃の記憶
俺は…中学まで母さんと居れた
せやけど、智洋、望、流星は…､、
そう想うと、胸が苦しくなる。
「うっ…ｺﾞﾎｯ、ｺﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ､、」
指の間から垂れる、赤い液体。
「そろそろ、本格的にヤバい…ねん、な」
ようやく、命が尽きるんや…
彼奴らも普通に暮らせるんや。
俺の身体は、何故か森を目指していた。
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紫蘭 黄(プロフ) - れおさん» ありがたいです。亀更新ですが、頑張ります (2020年5月15日 12時) (
レス) id: 6afc1caa96 (このIDを非表示/違反報告)
れお - この小説読んでいくと気付かないうちに涙が出そうになって、続きがめちゃめちゃ楽しみです！更新頑張ってください！応援してます (2020年5月15日 10時) (レス) id: cbbe428ed5 (このIDを非表示/違反報告)
紫蘭 黄(プロフ) - 山田侑李さん» ありがとうございます！頑張ります (2019年8月9日 19時) (レス) id: 6afc1caa96 (このIDを非表示/違反報告)
山田侑李 - この小説面白くて好きなので更新頑張って下さい！！応援してます！ (2019年8月9日 18時) (レス) id: a143f2d7c7 (このIDを非表示/違反報告)
菫(プロフ) - うん（笑） (2017年1月27日 19時) (レス) id: c21ae12685 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫蘭 黄 | 作成日時：2015年6月25日 18時
