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廉「 ...もしもし？ 」
3コール目くらいで出た廉。
久々に聞いた声で既に泣きそう...
「 今日休み？ 」
廉「 あーおん。そやで。大阪まで行けるほどの長期とちゃうけど 」
「 そっか。あのねお願いがあるんやけど... 」
廉「 ん？ 」
廉が休みと聞いて頬が緩む。
駄目、端からみたら変なやつだと思われる。
廉「 てかお前今どこおるん 」
「 え？ 」
廉「 周り騒がしいけど 」
「 東京駅 」
廉「 は？嘘やん 」
「 ほんまやし上京してきたんだけど何処行けばいいかわかんなくて... 」
廉「 ...で、迎えに来てほしいと？ 」
「 うん... 」
はあっ、と分かりやすく大きなため息をつく廉。
そりゃそうだ。なかなか貰えない貴重なオフを
わざわざ私の為なんかに使いたくないに決まってる。
「 べ、べつに無理だったら廉「 行くから。コンビニある方におって 」
そう告げられて切れる電話。
なんか、勘違いしちゃうじゃん。
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作者名：ぽん | 作成日時：2019年7月21日 11時
